〜次の日〜
〜Nakamu Side〜
おれは1人でカードショップにやってきた。
シャークんはBroooockとのバトルに負けたからか、今日は行かないって言われた。
おれもバトルしたいから来たものの…都合よくやってくれる人いるかな…
きりやんとバトルしてみたいけど、連絡先を聞いていなかったことに気づいた。
強いカードを入れたりしようかな…でもどれがいいのか分かんないし…
ドンッ!
考えながら歩いていると、人にぶつかってしまった。
しかもあたりにダメカンが散らばっている。
もしかしてこの人のもの!?
やばっ、おれのせいだ…!
ダメカンを拾い集めながらその人の手元を見ると、ポケモンの描かれたデッキのケースが。
その人はきょとんとしてから、くすっと笑みをこぼした。
?おれ、初心者って言ったっけ?
でもその疑問はすぐに解決した。
その人はさっさと立ち去ってしまった…胸元の笑顔のブローチが電灯を反射してきらっと光った。
なぜかおれはしばらくそこに座りこんでいた。
話しかけてきたのは白尾学園のジャージを着た、涙ぼくろが特徴的な少年。
パワープレイだった。
新しい友だちとバトルできるということで、おれは大会のことなんてすっぽり忘れてしまった。
カードショップのバトルスペースにて、おれときんときは向かいあった。
きんときがデッキを見る間、おれはコインを投げて遊んでいた。
きんときは席を離れ、販売スペースに向かった。
コイントスに飽きたおれは、ダメカンを並べる作業に切りかわる。
…それも終わってしまうと、きんときのデッキが目に入った。
見てみたいな。
「グーでなぐる」って言ってたけど、どんなポケモン使うんだろう。
おれの手がデッキに伸びる…
ぺしっとその手がはたかれる。
言われるまま、カードをいくつか入れかえた。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。