第4話

曖昧でそれでいて
143
2021/12/17 17:08 更新





これは、俺が出会った女の子の話。








ある日突然、転校生としてやってきた。





先生に紹介されながら、

少し戸惑い気味だった女の子。





1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月…と

あっという間に時間は経つのに。





いつまで経ってもひとりぼっちだった。















ミンギュ「なあ、あの子に話しかけない?」


ウォヌ「…転校生か」


ミンギュ「いっつもひとりなんだよね。」


ウォヌ「ひとりが好きなんじゃない?」


ミンギュ「それなら教室から出るでしょ?なあ、話しかけに行こう!」


ウォヌ「俺は付いて行くだけだから。」















ミンギュ「なあ、友達になってよ!」


ウォヌ「ちょっとダサくないか?」


ミンギュ「いいの!ウォヌは付いて来ただけでしょ!(笑)」


女の子「友達…?わたしでよければ。」















それから少しずつ、

その女の子は俺たちと過ごすようになった。















ユナは1人でも凛としていて

強くて勇ましい、果敢な女性だった。








困ってる人、弱い立場の人、

そんなのは絶対に見過ごさない。






ウォヌが熱を出したときなんか、

お見舞いに行こうって言い出してたし。














とにかく自分のそばにいてほしくて、

どこかで間違えてしまったんだと思う。









気づけば取り返しのつかないほど、

友達という生ぬるい状態に満足していた。

















俺なら絶対に君を幸せにできるのに。





友達であることを壊してしまうくらいなら、

いっそ知らないままが良かった。






こんな気持ちを何度も捨てようとして、

会えば会うほど想いは募った。











俺はいつも、簡単に決められなかった。










プリ小説オーディオドラマ