第13話

#11
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2025/03/22 09:30 更新



最近、旦那様がしっかりご飯を食べているのか心配になる。


仕事が忙しく、屯所に詰める日が増え、忙しい日には昼食を抜くことも多々あると聞いた。


心配できる立場ではないと思うが、それでも旦那様にはちゃんと食事を取って欲しい。


この事を暁山さんに相談したら、
暁山 瑞希
だったら、お弁当を作ったらいかがですか!?
暁山 瑞希
今から作って持っていけば、お昼ご飯の時間に間に合うと思いますよ!

と、言ってくれた。


だが、屯所の食堂はとても腕のいい料理人が作っていると聞く。


それを食べている旦那様にオレのお弁当だなんて口に合わないかもしれない。

暁山 瑞希
…大丈夫ですよ
暁山 瑞希
冬弥く……冬弥様なら、喜んでくださると思います!
東雲 彰人
ほんとですか…?
暁山 瑞希
はいっ!ボクが保証します!ドンッ✨
東雲 彰人
…分かりましたやってみます…!
暁山 瑞希
はい!その意気です!
暁山 瑞希
あっ、お弁当箱はこの中からお好きに使ってください!
東雲 彰人
ありがとうございます…!ニコ





東雲 彰人
…できた
暁山 瑞希
お、完成しましたか?
東雲 彰人
ビクッは、はい!
暁山 瑞希
それじゃあ行きましょう!
東雲 彰人
はい…!



◇◇◇



町を歩いていると、雲に隠れていた太陽が顔をだして日差しが降り注ぐ
東雲 彰人
うっ…まぶし…
暁山 瑞希
あははっ(笑 
今日は日差しが強いですね〜
東雲 彰人
はい……

屯所の前までくると、門番の人と目が合う
__
門番)どちら様ですか?
東雲 彰人
えっと…あ、青柳冬弥の婚約者の者です……

そう答えると、門番の人はぎょっとした顔をしたと思ったら、すぐすまし顔に戻り中まで案内をしてくれた。


1度、ここの駐車場には来たことがあるが中の方まで来るのは初めてだ。


__
冬弥の同僚)隊長の婚約者って本当ですか!?

中に入った途端、旦那様の同僚の方に質問攻めにあう
東雲 彰人
え、っと…はい…
暁山 瑞希
ふふっ
__
冬弥の同僚)家の隊長ってどんな感じなんすか!?
いきなりの質問に戸惑う。


なんて答えるか迷う。


カッコよくて、優しくて、面倒見がよくて、あげたらキリがない。
東雲 彰人
えっと…とてもストイックで優しくてカッコイイです…?//
__
冬弥の同僚)へぇ〜隊長、俺達には厳しいのになぁ
青柳 冬弥
厳しくて悪かったな
__
冬弥の同僚)ビクッた、隊長……
青柳 冬弥
お前らの話は後でじっくり聞いてやる
青柳 冬弥
それで、どうした彰人こんな所まで
東雲 彰人
あっ、あの…これ
青柳 冬弥
ん…?
青柳 冬弥
弁当か?
東雲 彰人
はい…その…最近、ちゃんと昼食が食べられていないと聞いて
東雲 彰人
お口に合うか分かりませんが…
青柳 冬弥
いや、嬉しいありがとうニコ
東雲 彰人
…///
青柳 冬弥
ここまで暑かっただろう。休んでいくといい
東雲 彰人
いえ、お仕事の邪魔になってしまうのでオレたちは先に帰っていますね
青柳 冬弥
…そうか気をつけるんだぞ?
東雲 彰人
ははっ分かってますよニコ
青柳 冬弥
あっ、この前渡したお守りは持っているか?
東雲 彰人
はい。ちゃんとここに

と、手に持っている巾着に指を指す

青柳 冬弥
ならいい。今日は早めに帰れると思う
東雲 彰人
…!分かりました。夕飯作って待ってますね
青柳 冬弥
あぁ。ありがとう
東雲 彰人
では、失礼します
東雲 彰人
みなさんも、お身体に気をつけてください
__
冬弥の同僚)あ、ありがとうございます!
青柳 冬弥
またな
東雲 彰人
はいニコ




東雲 彰人
っはぁ……
暁山 瑞希
どうされました?
東雲 彰人
めちゃくちゃ緊張しました……
暁山 瑞希
ふふっまぁそうですよね
暁山 瑞希
ボクも最初は緊張しました(笑
暁山 瑞希
もう日が沈み始めてますね…早く帰りましょう!
東雲 彰人
はい
東雲 彰人
ん…あれ?ゴソゴソ
暁山 瑞希
どうかされました?
東雲 彰人
お守りが、入ってなくて…
暁山 瑞希
まぁ…!なら、余計早く帰んないとですね!
東雲 彰人
すいません…多分、違う巾着に入れたままで…
暁山 瑞希
いえいえ!さぁ帰りましょう!
東雲 彰人
はいニコ




ブォォォォ🚗
車がオレの横に止まる
__
??)連れてけ
東雲 彰人
えっ…?
         グイッ



着ていた着物の襟を引っ張られたと思ったら、車の中に乗せられていた
暁山 瑞希
!?彰人様っ!?!?
東雲 彰人
暁山さっ…!
必死に暁山さんに手を伸ばす。


その手が取られることはなく、挙句は視界を奪われてしまった
暁山 瑞希
何するんですか!?
__
??)出せ
ブォォォォ🚗


彰人様が拐かされてしまった。


今から走っても絶対に追いつけない。


ならば、ボクのすることは…
暁山 瑞希
っ…冬弥くん…!



                                        ◇◇◇

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