第21話

異変
735
2025/03/24 17:00 更新
あなたside
あなた「ん……」
 
あ、もう朝……。
なんだか襖から漏れている光がいつもより明るい。
不思議に思い、時計を見てみるといつもより少し遅かった。
あなた「ゆり江さんの手伝いしなくちゃ」
あなた「まだ来たばかりだろうし」
なんだか頭がぼんやりしていたが、気のせいだろうと思い立ち上がろうとするがいつもより体が重く感じた。
それに、いつもと変わらない着物なのに着るのにだいぶ時間を掛けてしまった。
なんとか布団も押し入れにしまい、台所へ向かった。
 
 
 
 
あなた「ゆり江さん、おはようございます」
あなた「寝坊してしまってすみません」
ゆり江「あら、あなた様。おはようございます」
自分の寝坊のせいでいつもより遅く来たのに、ゆり江さんは何ひとつ嫌な顔をせずいつもの笑顔を向けてくれた。
良かった。
体調が万全ではないことは気付いてない。
そう思い安心しきっていたが、
ゆり江「あなた様?なんだかいつもより顔色が良くないがしますが、体調は大丈夫ですか?」
ゆり江さん相手に隠し通せるはずもなく、すぐに見抜かれてしまった。
だから咄嗟に、
あなた「あ、いえ。これはその……昨夜寝付きが悪くて寝るのが遅くなってしまっただけですよ」
そう言った。
ただでさえ忙しいのに私のことなんかで悩ませたくはなかった。
これが誤った判断とは知らず。
 
 
出来上がった朝食を目の前にしても全く食欲が湧く気はしないが、食べられなくもないだろう。
あなた「あ、清霞さんを呼んできますね」
ゆり江「はい、お願いしますね」
今日は休日と仰っていたのできっとまだお部屋にいるはず。
 
 
 
 
あなた「はぁ……はぁ……」
廊下を歩いているだけなのに朝よりも体が重く感じる。
心做しか目の前がぐらぐらしていて真っ直ぐ歩いている感覚もない。
すると、
清霞「あなた?」
清霞さんがちょうど向こうの角から姿を現した。
あなた「はぁ……はぁ…………清霞さん……」
清霞「あなた?どうかしたのか?」
清霞さんがこちらに寄ってきて私の顔を覗き込む。
私は清霞さんの姿を見て安心したのか体から力が抜け、目の前が真っ暗になった。
清霞「あなた!!」
そうして、清霞さんの焦る声を最後に私は意識を飛ばした。
久しぶりすぎて小説の書き方が分からなくなってます。
おかしな文章があったら教えて下さい。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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