第18話

❤️‍🩹⑱
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2025/10/06 06:57 更新
【Hyunjin side】

窓の外では雨が静かに降っていた。
リビングのソファで寄り添いながら映画を観ていたけれど、途中から内容なんて頭に入ってこなくなっていた。

ふとヨンボガがつぶやく。
FL
FL
ねぇ……もしこの先もずっと一緒にいられたら、どんな未来になるんだろうね
俺は一瞬言葉を失った。
この問いは、いつか自分から切り出そうと何度も心に温めていたものだったから。
HJ
HJ
……考えてたんだ、ずっと
FL
FL
え?
HJ
HJ
このまま一緒にいて、結婚とか……そういう未来を選んでいいのかなって
ヨンボガの目が丸くなり、すぐに頬が赤く染まった。
FL
FL
……そんなの、望んでるに決まってるよ
掠れた声で返すその震えが、どれだけの想いを押し込めてきたのかを物語っていた。

俺は手を握り、指を絡める。
HJ
HJ
ヨンボガの隣にこれからもずっといたい。どんな形でもいい、君が“未来”って呼ぶものに俺を含めてくれるなら
ヨンボガは笑いながら涙をこぼした。
FL
FL
ずるいよ、そんなこと言ったら……全部欲しくなるじゃん
HJ
HJ
いいよ、全部あげるし全部ちょうだい
FL
FL
……ほんとに?
HJ
HJ
ほんとに
二人は静かに唇を重ねた。
雨音がその約束を包み込むように響いている。

――未来はまだ不確かで、きっと試練もある。
けれど、今この瞬間に重ねた言葉が、二人にとっての誓いの指輪みたいに輝いていた。

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