第19話

❤️‍🩹⑲
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2025/10/06 07:11 更新
【Felix side】

ある日の夕食後。
僕はテーブルに肘をつき、少し考え込むような表情を浮かべていた。
FL
FL
ジナ……僕たちのこと、いつかみんなに話さないといけないよね
その言葉に、ジナは箸を置いた。
分かっていた。いつか必ず向き合わなきゃいけないこと。
でも、互いを失う恐怖が大きすぎて、心の奥で先延ばしにしてきた。
HJ
HJ
……そうだな。もう隠す理由もないし、何より俺は――ヨンボガと生きていくって決めたんだ
強い声で言い切るジナに、僕は安心して微笑んだ。



まず打ち明けたのは、共通の親友たち。
緊張で体が強張る二人を前に、沈黙が数秒続いた。
けれど一番に口を開いたのはチャンビニヒョンだった。
CB
CB
は? 今さら?
HJ
HJ
……え?
CB
CB
だって、お前らの空気感、前から分かりやすかったし。別に驚かねぇよ
その言葉に場が一気に和み、ハンが
HN
HN
やっと言った!!
と、笑いながら肩を叩いてきた。

安堵で力が抜ける僕の手を、ジナはそっと握ったまま離さなかった。



次に、家族。
僕は電話口で母に切り出した。
FL
FL
僕、大切な人がいるんだ。……ヒョンジナだよ
一瞬の沈黙に鼓動が早くなる。
しかし母は柔らかく笑った声で言った。
FL母
FL母
フィリックス、あなたが幸せなら、それが一番大事よ
涙が自然と溢れた。

ジナもまた、自分の家族に伝えた。
HJ
HJ
俺の隣にいるのは、ヨンボガなんだ
そしたら、お父さんは黙って頷き、お母さんは「支えてあげなさい」と背中を押してくれたらしい。

そうして僕たちは、恐れていたものから解き放たれた。
仲間にも、家族にも受け入れられて。
ただ「二人でいること」が祝福される――そんな未来が本当に訪れるのだと実感する。

夜、肩を寄せ合って眠る前に呟いた。
FL
FL
ねぇ……やっと僕たち、堂々と“僕ら”でいられるね
ジナは僕髪を撫でて、低く答えた。
HJ
HJ
これからはもう、隠す必要ない。ずっと一緒にいよう

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