第224話

#優しさ
1,958
2023/11/13 22:00
七瀬side

見てしまった。
なんとも恐ろしいものを。
虫の次に恐ろしいものを。





『みなきゃよかったよぉー』





なんて楽屋のソファに項垂れ、
スマホをその辺に投げ捨てる。
スマホちゃんが傷つくとかそんなの今は関係ない。
なんなら私の心の方がズタボロに傷ついてる。





岩本「おはよー、、」


深澤「照まってよー、ってどした??(笑)」


岩本「入ったらああなってた」


深澤「え、しんでる??」





いや、勝手に殺すなよ。
と心の中でつっこむ。
今は声に出す気力もないんです。





渡辺「おはー」


目黒「おはざいます」


向井「おはよーさん!!」


宮舘「おはよ、ん?」


阿部「おはよー、ん??」


ラウ「おはよー、みんな!…え、どうしたの」


佐久間「おっはーー!!」


深澤「うん、佐久間うるさい」←





続々と楽屋に入ってくるメンバー。
でもそれに返事する気力もありません((





深澤「どーしちゃったのよ、奥さん」




なんて言いながらふっかが私の肩を優しく叩く。




『ん、、』


阿部「寝てはないよね?」


『おきてる』


渡辺「びっくりした、急に喋るじゃん」


『逆に急に喋らなくて済む方法教えて』


向井「むずっ」←


『喋ります宣言した方がいいの?』


目黒「なんだそれ(笑)」


『喋ります!!的な』


阿部「それ結局急に喋っちゃってるじゃん(笑)」


『たしかに((』


渡辺「あほだ」←


『うるせぇよ、あほ』


宮舘「こら喧嘩しない」


『ごめんなさい』


ラウ「すぐ謝るじゃん(笑)」


向井「あのー、ちなみにずっと
その体制で喋る気なん??(笑)」


『…あ、一回おきるわ((』




こーじくんの指摘を受けて体を起こす。
なんか、ずっと項垂れたまま喋ってたわ()





佐久間「で、何があったの??」


『…やだ』


阿部「え?(笑)」


深澤「言ってくれねぇの?(笑)」


『黙秘権を使わせていただきます。』


目黒「黙秘権(笑笑)」


ラウ「てか、このスマホあなたちゃんの?」


『いえっさー』


ラウ「…え、なにこれ」


『あ!!だめ!!』


岩本「ラウール、どうした?…え、」


渡辺「うわー、そういうこと?」


深澤「それかぁー」





私のスマホの画面はたくさんのアンチコメント。
実はそれをみてさっきショック受けてました。
やーねー、ただただエゴサしてただけなのにぃ。
エゴサなんてするもんじゃないねぇ。




阿部「…大丈夫?」


『ぜんっぜん、大丈夫。
七瀬はこの通り元気だから!!』


向井「でも実際は…?」


『それ見た瞬間涙でた((』


深澤「んもぉー、おいで?」


『参ります((』





両手を広げるふっかにそう言ってから
思い切り飛び付くと、ふっかは
私をぎゅっと力強く抱き締めてくれる。





岩本「あんま気にすんなよ」


渡辺「こんなんほっときゃいいんだよ」


『…うん』


ラウ「アンチって嫉妬の塊だからね。
羨ましいだけだよ、あなたちゃんのことが。」


目黒「だから軽く受け止めとけばいいよ」


『うん、』


阿部「あなたの努力は俺達が一番知ってるし」


佐久間「そうだよ、俺らが一番近くで
みてきたし!頑張ってるところ!」


『そーだよ、私頑張ってるんよ』←


宮舘「誰よりも努力家だもんね」


向井「わかってないんよ、この人たちは。
あなたの良いところをちゃんと。」


深澤「そーね。ほら、消すよ?これ」


『うん、おやすみ』


ラウ「え、寝るの??(笑)」


深澤「こいつ泣いてるわ((」


岩本「俺らが泣かしちゃった?(笑)」


目黒「ふはっ、そうかも(笑)」





はい、そうですよ。
あなたたちが心に響くことを
次々と言ってくれたから、
また目から水が、、()

その後はガチで寝てしまっていて
起きたら、みんなはいつもより私に
すっごい優しくしてくれました!!

普段からこれくらい私に優しくしてくれ!!←





※どうもっ!作者です!!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
そして、お疲れ様です😌💓
いやー、やっぱりどうしても
文字数多くなってしまいますねぇ。
どーしてなんでしょうねー。
次回までに原因解明してきますね(需要ない)

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