時は過ぎ、4限目…
<教室>
キーーンコーーンカーーンコーーン…
ダッ
チャイムが鳴ると共に、教室にいた生徒達は我先にと教室から出て行きました。
なんかスーパーのタイムセールに群がる人達みたいだ…
手首掴まないでくださいよ!跡が付きますって!
てか、力強っ!ゴリラかっ!
少々言い争いながらも、私達は全速力で食堂へと向かいました。
※廊下では走ると危ないです。良い子は真似しないでね☆
因みに言うと、
2-3組の教室は中等部の校舎の3階にあります。
逆に、食堂は高等部の校舎の1階にあります。
つまり何が言いたいか分かりますよね?
クッソ遠い!クッソ疲れる!!!
都合よく酸素ボンベ持ってる人いませんかね?
<食堂>
こんなに広いのにタイムセールの人混み状態は変わらないのか…
私達が食堂に入り、息を整えていた時、視界の端で食堂用テーブルに炊飯器が置いてあるのが見えました。
まあ、それだけだったら別に自分も凝視はしませんよ?それだけだったら「あー、先生が生徒に白米配っているんだなぁ先生やっさしー」で微笑ましく済ませますよ?
けど、テーブルの上の5台くらいの空の炊飯器と炊飯器の中の米をバクバク食っている西行寺先生は一体何なんですか?
え、おかわりするの?食堂の人達、西行寺先生見て顔面蒼白ですよ?
吸引力◯ービィだな、ピンクだし同一人物ですかね。
あー、分かりました。皆さんが酸欠になってでも飯を
求める理由分かりました。成長期ですからね、皆さん
白米好きなんですね!(?)
私か駆け出すと共にウパさんも走り出しました。
※食堂では走ると危ないです。良い子は真似しないでね☆
そう言い残して、奥野田さんは厨房へと戻っていき
ました。
てか、食堂に看板娘いるんだな。ウパさんこの人とも仲良いのか…
私はいつまでも白米を食べている西行寺先生を指差し、
言う。もうあの人炊飯器8台目突入してますよ。
一応成長期ですし。実際に今私が不満言いたいですし。
すごい重症だなぁ、西行寺先生。病院行った方が良いのでは?先程の会話もおかしい部分ありましたが…そう言って、私がテーブルに向かおうとした時、
後ろにいた2人の女子中学生の会話が聞こえました。
1人は白い長髪の中学生で、もう1人はツインテールの
女子中学生。何やら悩んでいるようですが、私には
関係……
……なくはないな。
私は白米の入ったお茶碗をツインテール女子中学生に
渡しました。
私はテーブルへ向かう為に歩き出した時、
白米だけに必死になりますね、それ程までに白米好き
なんでしょうか?
私はレイラーさんに手を差しだす。
レイラーさんは目を輝かせ、私の手を握りかえした。
一方、食堂の隅でその様子を見ていたものがいた。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。