準備の配役が決まった
私はさとみくんと近くのスーパーで買い物に行くことに
・・・・・・・・・
しばらく沈黙が続いた
先にさとみくんが口を開いた
真面目な顔でこちらに近づいてくる
顔が近くて慌てて下を向く
さとみくんがいきなり笑いだした
私はわけも分からず立ちすくむ
急に言われてドキッとした
顔がどんどん熱くなっていくのがわかった
さとみくんが手を伸ばしてきた
そんなこと言われたら、、緊張して、、
私を急かすようにさとみくんが手を前に出した
私が手を握り返すとさとみくんはニコッと笑って歩き出した
緊張とドキドキで呼吸が上手くできない。
勇気を出して聞いてみる
ズドーン
声に出てしまった、
でも、本当に落ちたんです
最高級イケメンに、、
恋に、
落ちてしまいました、。
こんなに簡単に、ずっと夢に見てた
恋
というものに。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!