第9話

第7話 橙の武闘家
299
2024/09/29 08:24 更新










次の日の早朝









俺はもるでおに叩き起こされ、渋々トレーニングへ向かうことになった









眠い目を擦りながらすたんちゃん達のいた館に行くと、そこにはすでにストレッチをしているもるでおの姿があった









無音
ふぁぁ…ねむい〜
もるでお
遅いよ、無音さん
無音
仕方ないよぉ…昨日寝れなかったもん
もるでお
お前が長話するからだろ!
無音
せめて…もう1時間だけ…寝させt…
もるでお
おい!立ったまま寝るな!!
無音
てかゆとりは…?寝坊?
もるでお
いや、ゆとりは個人でトレーニングしてる
もるでお
そもそも、魔術師ウィザードだからそんなに鍛える必要もないんだけど一応趣味で筋トレやってるみたい
無音
すでにチート級の能力持ってるのによく頑張ろうと思えるよね〜まぁゆとりらしいけど!
もるでお
…それなりに苦労はするけどな
無音
……?
もるでお
ほら!さっさと体起こせ、モタモタしてると置いていくぞ
無音
…へ〜い





しゃけみー
おっ!2人ともおはよー!
無音
しゃけちゃんおはよ〜!
しゃけみー
時間ぴったりだね!気が利くよ
しゃけみー
それじゃあ早速体動かしていこっか!
もるでお
お願いします!!
無音
え?wwそんな改まる?
無音
気楽にやろうよ〜!しゃけちゃんだし!
もるでお
お前なぁ…



もるでお
しゃけみーは一流の武闘家マーシャルアーティストだぞ
もるでお
タダで鍛練させてもらってるだけ、有難いと思えよ
無音
まーしゃるあーてぃすと?なにそれ…
しゃけみー
大袈裟だなぁもるでおww俺はただ頼まれたことをやってるだけだよ



しゃけみー
俺は武闘家マーシャルアーティスト!俺に出来ない格闘技は一つもない!
無音
おぉ!かっこいい!
しゃけみー
普段は町で稽古をつけてるんだけど、裏では社会を支える秘密組織のメンバーさ!



しゃけみー
…無音さんは武闘家おれの鍛練に着いてこれるかな〜?
無音
……お、お願いしますッ!!





しゃけちゃんはそんな俺を見てケラケラと笑った
























無音
ゼェッ…ハァ…ゼー…ハー
しゃけみー
はい!あと50回!
無音
ゴホゴホッ…ゼー…ゼー…ハァ
無音
…も、もう無理
しゃけみー
大丈夫!無音さんならまだいけるよ!
無音
うぐぐっ…(半泣き)
もるでお
フッ…フッ…フッ!
無音
なんでっ…もるでおはそんなに余裕なんだよぉ
しゃけみー
もう何年も前から教えてるからね〜
しゃけみー
充分強くなってるのにまだやってたいみたいw
もるでお
いや、俺はまだしゃけみーに226戦中3戦しか勝ってない
無音
どんだけやってるんだよ?!
無音
てか覚えてるの怖すぎだろ…
しゃけみー
真面目だよね〜もるちゃんw
もるでお
…俺は、もっと強くならなくちゃいけないんだ
もるでお
…時間に余裕なんてない
しゃけみー
そうだね、それが君の選んだ運命だ
しゃけみー
逃げることは決して許されない
無音
………
無音
でも!もるでおは猛獣使いビーストテイマーなんでしょ?
無音
そこまで強くなる必要あるのかな…?
しゃけみー
それが欠点なんだよね〜
しゃけみー
猛獣使いビーストテイマーはその名の通り、猛獣を召喚して操る能力者で本人が直接攻撃する訳ではない
しゃけみー
だから少しでも相手に隙を見せてしまったら、狙われるのは猛獣ではなくテイマーの方なんだ
無音
なるほど…近距離戦闘が苦手なのか
しゃけみー
そう、だからこうしてもるでおにも格闘術を教えて近距離対策をしてるんだよね〜




もるでお
俺に格闘術を教えてください!
もるでお
もっと…強くなりたいですッ!




しゃけみー
本当は…教えるつもりじゃなかったんだけどw
無音
……くすっw
しゃけみー
……え?
無音
さてはしゃけちゃん…押しに弱いなぁ?
しゃけみー
ち、違うよ!どうしても教えて欲しいって言うからッ…
無音
じゃあ俺にも教えて!格闘術!



無音
俺、もるでおよりも強くなるって決めてるから!
しゃけみー
……っ
無音
ボッコボコにして泣かせて、一緒に魔王を倒しにいくの!
無音
帰ってきたらきっと、しゃけちゃんよりも強くなってるかもね!
しゃけみー
………

もるでお
ボッコボコにして泣かせて、お前より強くなってみせるからなッ!


しゃけみー
(……あの時と同じだ…)
しゃけみー
……うん!強くなってね!







もるでお
おい無音!まずは一本勝負だ、お前から来い!
無音
オッケー望むところだー!



ダッダッダッダッダッダッ



しゃけみー
………
しゃけみー
……すたんちゃん



しゃけみー
この人達ならきっと…魔王を倒せるよ










すたんがん
………





プリ小説オーディオドラマ