……あれから、部屋に帰ったんやけど。
一睡も出来んかった。
彼奴らグルやったんやろな。
恐らくロボロもやな。
晩の事があったから、さらに警戒されるやん。
はぁ〜、めんどくさいわぁ、…
あんのショッピ、…
やけどまだチャンスはあるからな。
僕は誰に邪魔されようが死ぬんや。
…今は7時か。
あれから2時間しか経ってないやん。
それなら皆食堂で朝ご飯食べとるはず、
今なら武器庫も人が薄いのではないんか?
いや、彼奴らの事や。絶対なんか対策しとる筈。
…逆に何もしないでおくか?
それなら一旦は警戒も解いてくれるはず、?
………まあ、試してみよか。
あの特徴的な、全くもって整っていないスーツを来た男が見えない。だからこそ、仲間たちは大先生の位置と言い、いろいろ分かる、気になってしまうのだ。
状況を伝える軍団の1人。
昨晩、鮭を食べた大先生の相棒。
立場的に言ったら大先生の部下。
と、あんまり考えてなさそうで色々考えてる男が言う。
何も感情を込めていない男が言う。
あんまり圧をかけることはしたくないんやけど。
今回ばかりは僕もちょっとは怒ってるんでね。
めっちゃキレとる言う程でもないんでね。
今眠気が来たんよなぁー、( ¯꒳¯ )ᐝ
殴りたいこの笑顔😊
半分お前が原因やで
一体何が珍しい言うんか気になるわ。
僕だってちゃんと書類やる日ぐらいありますけどぉ!
その前に武器庫前のカメラ見とこ。
またロボロに見られたら困るんでね。
おーん、…警戒解く言うても何したらええんやろなぁー
………武器庫前には2個しかカメラがない。
死角を通ったら行けそうやな。
武器庫には戦闘員が主に来る。
僕みたいな戦闘員ちゃう奴が行ったら怪しまれるよな。
頑張ったらいけるいける。
あ、とんちに書類届けてない、
えっか、起きたら届けよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。