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第1話

1
968
2025/01/06 06:07 更新
NOside
ファントムバスターズ 部室
宍喰野虎落
宍喰野虎落
なー
宍喰野虎落
宍喰野虎落
俺思ったんだけどさ
宍喰野虎落
宍喰野虎落
もう1人部員欲しくね?!
多聞康太郎
多聞康太郎
なんで?4人で充分じゃない?
是岸遊人
是岸遊人
あー、確かにいるかも
是岸遊人
是岸遊人
霊感ある人が今3人しかいないわけで
是岸遊人
是岸遊人
そのうちザキかタモンがいなかったら除霊ムズイし
是岸遊人
是岸遊人
それにザキは2人と違って文化系だから欠席の可能性は低い
是岸遊人
是岸遊人
タモンは初対面の人が話しかけてくると大変なことになって無理な時があるから
是岸遊人
是岸遊人
霊と会話できる人がいいかも
観崎薫
観崎薫
…そうだな
宍喰野虎落
宍喰野虎落
霊に触れるやつとか欲しくね?!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
逃げたやつ捕まえられっし!!
観崎薫
観崎薫
そんな都合のいいやついるか?
観崎薫
観崎薫
いるわけないだろ
多聞康太郎
多聞康太郎
そりゃそうだ
宍喰野虎落
宍喰野虎落
えーでも探してみる価値はあるくね?!
是岸遊人
是岸遊人
なんか心当たりとかない?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
ねーな!
多聞康太郎
多聞康太郎
俺も〜
多聞康太郎
多聞康太郎
ザキは?
観崎薫
観崎薫
ない…
観崎薫
観崎薫
いや待て
観崎薫
観崎薫
あるわ
是岸遊人
是岸遊人
あるの?!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
誰々?!女?男?何年何組?!
観崎薫
観崎薫
女。1年B組
多聞康太郎
多聞康太郎
女?!ついにウチにも女子が…
宍喰野虎落
宍喰野虎落
ソイツ可愛い??美人??
観崎薫
観崎薫
言ってやんねぇ
是岸遊人
是岸遊人
どこで知り合ったの?
観崎薫
観崎薫
屋上。俺がジャンプ読んでたら話しかけてきた
観崎薫
観崎薫
マンガとかアニメとかゲームが好きで話が合うから仲良くなった
宍喰野虎落
宍喰野虎落
連れてきてくんね?!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
おねがーいザキ君!!
多聞康太郎
多聞康太郎
おねがーい!
是岸遊人
是岸遊人
いや、相手にも予定があるかも知れないし…
観崎薫
観崎薫
いや、呼んでくるわ
観崎薫
観崎薫
借りてたマンガも返したいし
ザキが立ち上がった瞬間扉が開いた。
あなた
ねー、あいついるなら私行かないって言ったよね?!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
だって1人じゃ心細いし
あなた
ん〜も〜次はないからね〜
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
ありがと
宍喰野虎落
宍喰野虎落
ヘイらっしゃい!依頼か!?
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
ううん
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
是岸君いますか
あなたside
不本意ながら真莉愛が可哀想なのでついて行ってあげた私えらい。
てかザキも超常現象研究会だったんだー⋯
あなた
ねー、ザキ
観崎薫
観崎薫
ザキに"こっち来て"とジェスチャーする
あなた
ここって霊障が起きるとこじゃないの?
観崎薫
観崎薫
あー、除霊した
観崎薫
観崎薫
ファンバスで
あなた
どうやったの?
観崎薫
観崎薫
…色々あったんだよ
あなた
ふーん
あなた
超現研ってみんな霊感あるの?
観崎薫
観崎薫
コレシキ以外はある
観崎薫
観崎薫
悪霊の除霊はモガリの専門
観崎薫
観崎薫
タモンは霊と話せる
あなた
へー、私とは違うんだね……!
観崎薫
観崎薫
モガリはアレ
観崎薫
観崎薫
タモンはコレ
そう言ってザキが黒髪の子と緑髪の子を順番に指差す
あなた
ありがと
何やら真莉愛と部員が揉めてるので話を聞いてみる
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
大事なのは是岸くんの意思でしょ
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
ていうかあんた誰?
幽霊とか本気で言ってるわけ?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
本気も何も
皆霊感ありますでございますし
てかお前こそいきなり出てきて何様だぁ?あ"あん?
是岸遊人
是岸遊人
ちょっと⋯
あなた
なんでこうなってんの?!
観崎薫
観崎薫
ダイレクト引き抜き
あなた
ザキよく話聞けてたね
観崎薫
観崎薫
別に
あなた
てかめっちゃ揉めてるし⋯
あなた
真莉愛~私帰っていい?
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
ダメ!!
あなた
私是岸がいる空間に15分以上いると死ぬ病気だから⋯
観崎薫
観崎薫
ンな病気ねぇよ
観崎薫
観崎薫
お前がコレシキ嫌いなだけだろ
あなた
それは⋯うん。
宍喰野虎落
宍喰野虎落
てかお前さっきからしれっといるけど何者だよ!
あなた
生徒会1年あなたの名字あなたです
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
私の親友。
宍喰野虎落
宍喰野虎落
2人でコレシキ勧誘に来たんか?!
あなた
1人ですね
宍喰野虎落
宍喰野虎落
じゃあお前何しに来た?!
あなた
付き添い
観崎薫
観崎薫
あ、
借りてた漫画返すわ
あなた
うぃ〜
宍喰野虎落
宍喰野虎落
あっ!お前ザキが言ってたヤツか!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
霊感あるんだろ?!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
そんなのあなたにあるわけないでしょ!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
あなたはそんな子じゃない!可愛くて有能でずっと私のそばに居てくれた心優しい子なのよ?!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
霊感?くっさ!
褒められてると同時にブーメラン食らうことあるんだ⋯
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
やっぱりここは是岸くんに似合わないよ
脅された?
もしくは人数合わせにさせられてない?
是岸遊人
是岸遊人
そ⋯⋯
そんなことは⋯
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
じゃあここで何してるの?まさか霊感が?
是岸遊人
是岸遊人
いや僕は霊感ないから⋯
宍喰野虎落
宍喰野虎落
事務作業!
多聞康太郎
多聞康太郎
道案内?
観崎薫
観崎薫
面倒いこと全部?
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
雑用!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
是岸くんが雑用なんてありえない!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
F1マシンで徒歩1分のコンビニに
お遣い行かせるくらいありえない
無駄遣いだから!
あなた
言い得て妙だなー⋯
是岸遊人
是岸遊人
ははは
僕は全然大丈夫⋯
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
よくないっ!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
是岸くんはその能力を活かさなきゃ
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
中学の頃だって生徒会長になって⋯
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
私の下着をピンク色に変えたじゃない!
ザキとモガリくんとタモンくんが吹き出す
タモンくんに至っては顔真っ赤だし
思春期丸出しか
あなた
職権濫用じゃん。キモ。
是岸に軽蔑の目を向ける
是岸遊人
是岸遊人
誤解だって!信じてよあなた!
是岸遊人
是岸遊人
てかあなただって知ってるよね?!
あなた
知ってるけど。
あなた
⋯こだわりがあるんですね
あなた
校則変えたのはそんな理由だったんだ。
あなた
気持ち悪い。
是岸遊人
是岸遊人
違うって知ってるのになんで攻撃してくるの?!
あなた
思春期男子だからそんなこと考えないとは言い切れないでしょ。
多聞康太郎
多聞康太郎
った、たしかに⋯
目を逸らしながら思春期丸出しボーイが納得する
宍喰野虎落
宍喰野虎落
お前は?えっとあなたの名字?は職権濫用されなかったんか?
そんなことなんで聞いたんだ。
思春期丸出しボーイが気になってるよ。
多聞康太郎
多聞康太郎
⋯(気になる)
あなた
⋯どうだろうね。てかあなたでもいいよ
宍喰野虎落
宍喰野虎落
おけ!あなたな!
是岸遊人
是岸遊人
なんで僕が悪いことしたみたいになってるの?!
あなた
言い方の問題では?
あなた
是岸の。
是岸遊人
是岸遊人
なんで僕?!
あなた
悪=是岸じゃないの?世界って
是岸遊人
是岸遊人
違うから!なんであなたはいつもこうなの?!昔からそうじゃん!
是岸が子供っぽく反論してくる。少し言いすぎたかもしれない。
あなた
そうだね。
是岸遊人
是岸遊人
⋯え?
是岸遊人
是岸遊人
今日素直じゃない?
あなた
あ、そう。
あなた
良かったね。
是岸が少し気まずそうに私を見てくる
あなた
⋯ヘンタイ。
是岸遊人
是岸遊人
違うから!下着の色は白指定という無意味な校則をなくしただけだから!
その件は嫌がらせのためにあの態度をとった訳であって別になんとも思ってなかったんだけどな。
焦りすぎか。
多聞康太郎
多聞康太郎
いやしかし下着とは⋯
観崎薫
観崎薫
やりよるぞアイツ
是岸遊人
是岸遊人
も〜そういうのじゃないってば!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
笑わないで
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
先生に色を確認されるのが嫌な生徒の為に是岸君は行政にまで訴えてくれたの
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
思春期の男子が真摯にこの問題に向き合える強さが分かる?
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
学校を⋯大人の都合を⋯決まり事を変えられるってすごい能力なんだよ
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
私は是岸君こそ人を導ける人間だと思う!
そこまで言われると私の自己肯定感めっちゃ下がるなー⋯
是岸遊人
是岸遊人
肆谷さん⋯
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
あ ごめん力説しちゃった
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
とにかくオカルトになんて騙されないでってこと
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
次の日曜日生徒会が新入生の歓迎会を開くらしいの
来ない?
是岸遊人
是岸遊人
日曜⋯
宍喰野虎落
宍喰野虎落
ブブー残念でしたー
宍喰野虎落
宍喰野虎落
その日はもう俺らと先約があるんですー
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
来たくなったらいつでも言って私とあなたB組だから
是岸遊人
是岸遊人
う⋯うん⋯!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
オイ無視かよ!!
観崎薫
観崎薫
ふーん
部室、扉前
あなた
あっ!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
?どうしたの?
あなた
ザキにノート返すの忘れた⋯
あなた
私返してくるから先帰ってて!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
なにかあったらいけないし私も行こうか?
あなた
ありがと!でも、今日課題いっぱい出たから帰ってて大丈夫!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
そっか、じゃあ先帰ってるね!
あなた
うん!気をつけてね!またね!
肆矢真莉愛
肆矢真莉愛
うん、また明日!
ファントムバスターズ部室
あなた
す、すみませーん⋯
すごく気まずい...さっき色々あったから...
宍喰野虎落
宍喰野虎落
あ?さっきの...あなたか!
あなた
え、あ、うん
宍喰野虎落
宍喰野虎落
あっ!そうだ!お前霊感あんの?!
信じてくれるかな。遊人⋯あ、是岸は信じてくれなかったけど。
でもザキも居るし⋯
あなた
あ、あるっ!
不安で目を逸らしてしまった。ごめんなさい!モガリくん!
あなた
あるよ!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
マジで?!じゃあザキお手柄!!
観崎薫
観崎薫
当たり前だろ
是岸遊人
是岸遊人
是岸が、なんとも言えない顔をしている。そりゃそうだよな。
宍喰野虎落
宍喰野虎落
なあっ!ファンバスに入らね?!
あなた
えっっっと⋯
宍喰野虎落
宍喰野虎落
お願い!
モガリが少し屈んで私の目の前で手を合わせてくる
あなた
ゔっ⋯
凄く断りずらい!!生徒会に入りたいのに!!遊⋯是岸がいないから!!
多聞康太郎
多聞康太郎
な、なぁ!俺からもお願いしても⋯いい⋯?
おずおずとしながらタモンくんもお願いしてくる
冷や汗すごいし目逸らされてるし大丈夫か⋯この子⋯顔色悪いし⋯
⋯でも、やっぱり生徒会に入りたいかも。
あなた
あなた
あ、あのっ!
あなた
その、⋯
断る罪悪感でスカートの裾をぎゅっと両手で掴んでしまう。シワになっちゃうよ⋯
あなた
せ、生徒会の新歓終わるまで待っててくれませんか⋯?
是岸遊人
是岸遊人
ま、まあ⋯そんな急ぐこともないしね!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
そうだな
あなた
あとっ、もし私が超現研に入ったら
是岸を指さして
あなた
是岸が生徒会に入って
と言った。
是岸遊人
是岸遊人
⋯!!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
なっ!
観崎薫
観崎薫
別に、コレシキを生徒会に入れる必要は無いだろ
観崎薫
観崎薫
コレシキが嫌いだからってそこまでする必要あるか?
あなた
⋯そんな理由じゃないよ
あなた
そんなことでする程子供じゃないもん。
あの時とおんなじ感じがして冷たく答えてしまう。
今、すごく泣きそう。
自分を嫌いになりそう。
あなた
ただ、生徒会の人数が減るからそれを補いたいってだけ
あなた
交換条件ってやつだよ
宍喰野虎落
宍喰野虎落
ふーん。お前頭いいな!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
コレシキと同じくらい頭いいわ!
多聞康太郎
多聞康太郎
いま、そういう空気か?
是岸遊人
是岸遊人
絶対違うでしょ⋯!
あなた
⋯っ!!
あなた
ほんとっ?私頭いいの⋯?
多聞康太郎
多聞康太郎
まあ⋯良いと思う、よ⋯!
その言葉が凄く嬉しかった
あなた
ありがとうっ!
あなた
さっきさ⋯、冷たく答えちゃってごめんね?
ごめんねっていう意味で軽く両手を合わせる
多聞康太郎
多聞康太郎
いや、別に⋯あなたの名字さんにも色々あるんだろうし⋯
やばい、さっきの気持ち吹っ飛んだんだけどっ!
褒められたの何年ぶりだろ!めっちゃ嬉しい!
あなた
まじ優しい〜!!
多聞康太郎
多聞康太郎
(俺が言ったことで喜んでる?!めっちゃ可愛い)
多聞康太郎
多聞康太郎
えっ、いや、別にそんなことない、よ
あなた
そんなことあるある〜!
多聞康太郎
多聞康太郎
あ、ありがとう
めっちゃ顔真っ赤じゃん思春期丸出しボーイ。女慣れしてないタイプと見た。
是岸遊人
是岸遊人
 ⋯なんで
宍喰野虎落
宍喰野虎落

なんか言ったかコレシキ?
観崎薫
観崎薫
⋯っ?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
あっ!そういや俺とタモン自己紹介してなくね?!
是岸遊人
是岸遊人
確かに!
観崎薫
観崎薫
今しちゃえば?
あなた
じゃ〜自己紹介よろしく〜
宍喰野虎落
宍喰野虎落
俺!!宍喰野虎落!!
多聞康太郎
多聞康太郎
お、俺は、多聞康太郎⋯!
あなた
2人とも苗字珍しいねぇ!
あなた
えっと⋯じゃあモガリとタモン?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
オッケー!!!
あなた
あ、タモン、あなたでいいよ〜!
多聞康太郎
多聞康太郎
うん⋯!よろしくね、あなたちゃん!!
是岸遊人
是岸遊人
⋯あなた、何か用があって戻ってきたんでしょ
あなた
あっ⋯!ザキにノート返さなきゃだったわ!
そう言ってノートを出し、ザキに手渡す。
あなた
ありがとねー!
観崎薫
観崎薫
ん、別に平気
あなた
じゃあ私帰る!
宍喰野虎落
宍喰野虎落
えぇっ!?今完全にファンバス入る流れっ!!
あなた
会長に怒られるし
多聞康太郎
多聞康太郎
たっ、確かに⋯
あなた
じゃね!
そう言って手を振ると誰かに掴まれた。
振り返ると、
是岸遊人
是岸遊人
ちょっと待って。
コイツが居た。
あなた
⋯何?
あなた
手離して。
是岸遊人
是岸遊人
帰り、話があるから
あなた
⋯⋯そう。
あなた
待ってればいいわけ?
是岸遊人
是岸遊人
うん。
あなた
じゃあね
そういって遊人が来るまで自分の教室にいることにした。
ファンバスside
宍喰野虎落
宍喰野虎落
なー、お前あなたと何かあったんか?
多聞康太郎
多聞康太郎
じゃなきゃあんなに嫌われてないよな⋯?
是岸遊人
是岸遊人
分からないんだよね⋯。昔は仲良かったんだけど⋯
多聞康太郎
多聞康太郎
昔?
是岸遊人
是岸遊人
⋯あー、昔馴染みみたいな感じ?
是岸遊人
是岸遊人
小学校くらいから段々距離取られる様になってきて⋯
観崎薫
観崎薫
⋯なあ、コレシキって元々イギリスにいたよな?そん時から知り合い?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
さすがにそれはねーんじゃ⋯?
多聞康太郎
多聞康太郎
昔馴染みって言っても⋯
是岸遊人
是岸遊人
ずっと一緒だったよ
コレシキ以外が固まってしまう。
観崎薫
観崎薫
は?
多聞康太郎
多聞康太郎
え、まじでどんな関係?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
それな!!
是岸遊人
是岸遊人
許嫁
宍喰野虎落
宍喰野虎落
え、ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!
観崎薫
観崎薫
マジかよ⋯?!
多聞康太郎
多聞康太郎
なのに嫌われてんの⋯?やばくね⋯?
宍喰野虎落
宍喰野虎落
あんなかわいい子とコレシキが?!許せん!!
多聞康太郎
多聞康太郎
締めてやる!!
観崎薫
観崎薫
趣味?
是岸遊人
是岸遊人
違うってザキ!!
多聞康太郎
多聞康太郎
てかめっちゃ可愛かったよなー⋯
2時間後
あなたside
遅い、遅すぎる
どんだけ待たせれば気が済むんだ、遊人は
これだけ待たせるんだからアイスでも奢らせよ
何やら、外から走ってくる音が聞こえる
息切れの音も
是岸遊人
是岸遊人
ごめっ、ん!!遅くなっちゃったっ!
あなた
⋯遅い。待っててって言った割には失礼じゃない?
是岸遊人
是岸遊人
ゔっ…
あなた
アイス、奢って!
是岸遊人
是岸遊人
⋯⋯
あなた
返事!!
少し圧をかけながら言う
是岸遊人
是岸遊人
わかったよ。
あなた
で?話あるんでしょ。
是岸遊人
是岸遊人
うん。
是岸遊人
是岸遊人
ファントムバスターズに入ってくれないかな。
廊下の窓から4月の包み込むような風が入ってくる
桜の花弁が所々混じっている
あなた
…入らないって言ったもん。生徒会入るから。
あなた
…でも、気が向いたら入るかもね
是岸遊人
是岸遊人
!!
嬉しそうな、驚いたような顔をする。
是岸遊人
是岸遊人
本当?!
是岸遊人
是岸遊人
あとさ、霊感あるって本当?
あなた
本当だよ。昔言って信じてくれなかったじゃん。
是岸遊人
是岸遊人
ちなみにどんなの?
あなた
触れるのと見れる。
是岸遊人
是岸遊人
すごっ!!
あなた
でしょ。
ドヤッとした顔をしてみせる。
でも、霊を見ることができるせいで嫌なこともたくさんあった。触れる事で嫌な目にも遭った。
本当は誰かに頼りたかったなんて思ってみたり
是岸遊人
是岸遊人
ねえ。
遊人が私の事を突き刺さるくらい真剣な眼差しで見つめる。
あなた
なぁに。
思わず情けない声で反応してしまう
是岸遊人
是岸遊人
是岸遊人
是岸遊人
あの、さ⋯
是岸遊人
是岸遊人
ごめんね。僕何かしちゃったよね
あなた
⋯え?
弱々しく遊人が尋ねる
是岸遊人
是岸遊人
だって、僕のこと嫌い⋯なんでしょ⋯?
あなた
それはそう。
是岸遊人
是岸遊人
ストレートすぎない?
うーん、まあ嫌いって言うか苦手になったというのが近いかもしれないかもな
あなた
しゃーないしゃーない。人間所詮そんなもんだよ
あなた
ほら、アイス奢って
あなた
はーやーくー!
そう言って遊人の脛を軽くゲシっと蹴る
是岸遊人
是岸遊人
いてっ!
是岸遊人
是岸遊人
もう!なんのアイスがいいの
あなた
行ってから決める〜
是岸遊人
是岸遊人
そう…
少し経って近くの某コンビニエンスストア
あなた
これと〜これと〜これ!
是岸遊人
是岸遊人
ちょっと!買いすぎ!
あなた
まあ奢りだし?私のお金じゃないし?いいかなって!
ニコニコの笑顔で言ってあげる
正直言ってマジ性格終わってる。サイテーだ!
まあ遊人だし嫌われてもいいか
是岸遊人
是岸遊人
本当に僕のこと嫌いじゃん…
あなた
紛れもない事実だからね!
是岸遊人
是岸遊人
ニッコニコの笑顔で言わないでよ…
是岸遊人
是岸遊人
ほら行くよ!アイス溶ける!
あなた
えぇ〜これは〜?
是岸遊人
是岸遊人
ダメ!
あなた
…はーい
その後店員さんにドン引きされた後爆笑されながらレジにアイスを通した
あなた
どれ食べよっかな〜!
是岸遊人
是岸遊人
解けないようにね
あなた
当たり前体操!
是岸遊人
是岸遊人
モガリとおんなじこと言ってるし…
他愛もない会話をしながら近くの公園のベンチに座る
袋からアイスを二つ取り出してガリ○リ君を咥えながらオレンジ味の棒アイスの袋を剥いて遊人に差し出す
あなた
ん!
是岸遊人
是岸遊人
えっ?!
あなた
溶ける。早く食べて!
是岸遊人
是岸遊人
う、うん!
遊人はギクシャクしながらアイスを口に入れる
是岸遊人
是岸遊人
うまっ!
あなた
でしょ。これ美味しいんだよ。
あなた
ほれ、全部食べなさい!
ドヤ顔しながら遊人にアイスを押し付ける
是岸遊人
是岸遊人
あ、ありがとう!
コレシキside
あなたは本当に僕のことが嫌いなのかって結構疑うことがある
例えば今とか。
でも、他の人と比べたら明らかに表情は乏しくなってるし、声も少し低いし態度も悪い。
でも、疑うくらい嫌いな僕にも優しい
アイスくれたりとか会話してくれたりとかする
是岸遊人
是岸遊人
許嫁だから?
あなた
何が?てか重い!肩に頭乗せないで!暑い!体によりかからないで!苦しい!
是岸遊人
是岸遊人
あ、ごめん…昔の癖が抜けなくて
やっぱ僕のこと嫌いだ、あなたは。
あなた
遊人、口に出てる。
あなた
そんな当たり前のことなんで考えたんだ…
是岸遊人
是岸遊人
あなたのせいだよ
あなた
はぁっ?!私なんもしてないんだけど?!
あなた
やっぱ遊人嫌い!!
是岸遊人
是岸遊人
昔から全部あなたのせい!
多分この気持ちも。きっとそうだ。
補足
嫌いと苦手とトラウマを混同している人物がこの物語にはいます
試しにあげてみただけなので好評だったら続けます。
飽き性なので更新速度遅いです。
⭐︎、♡、💬くれると嬉しいかもしれないです。

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