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第37話

最終話『最強の仲間と、最高の奇跡を』
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2023/10/12 09:00 更新





















































カタカタカタカタ























































映姫
映姫


























































映姫
映姫
―ふぅ…
ヘカーティア
ヘカーティア
やっほ~映姫!
映姫
映姫
!?!?!?!?
報告事項を打ち終わり、一段落ついて息を吐いた映姫の背後に…
ヘカーティアは、音も一切の気配も無く現れた。

状況すらも完全に理解できないまま、映姫は目の前の上司に向かって困惑気味に問う。
映姫
映姫
へっ…ヘカーティア様!?何故貴方が此処に!?
ヘカーティア
ヘカーティア
あらぁ、そんなに驚かなくても良いじゃない。
もしかして私が来るの嫌だった?
映姫
映姫
いえ、嫌とだとかそういう事では無くて…貴方の普段の活動場所は地獄でしょう?
お忍びで幻想郷に来てはいますが、それも人里や博麗神社の話…どうしてこんな場所に?
ヘカーティア
ヘカーティア
何、理由なんて単純よ。私は上司だもの…




















































ヘカーティア
ヘカーティア
部下を労わるのは当然でしょう?
映姫
映姫
…!
その表情は、以前歪みを破壊した時の様な威圧に満ち溢れたような物では無かった。
その様子だけ見れば、本当にただの少女かと思ってしまう程に…柔らかな笑みが、彼女の顔に浮かんでいる。
ヘカーティア
ヘカーティア
映姫、貴方は今回の異変でとてもよく頑張った。
最後まで、どちらにも揺らがない「断罪者」の立場を貫き通した
ヘカーティア
ヘカーティア
賞賛が贈られるべきなのは、前線で戦った者達だけでは無い。
影で沢山の事をしてきた貴方だって…労りを受けるべきでしょう?
映姫
映姫
…ヘカーティア様…























































ヘカーティア
ヘカーティア
―お疲れ様。貴方は地獄の誇りよ



















































ヘカーティアは、頬を緩ませる映姫に顔の位置を合わせてそっとその頭に手を載せる。
そして、その暖かい表情から浮かべられた笑みに…映姫もまた、少しだけ照れ臭そうに笑ったのだった。



















































映姫
映姫
…有難うございます…貴方にそう言って頂けるだけで、
私のここまでの軌跡は報われる
ヘカーティア
ヘカーティア
ふふ、それなら何よりだわ。でも無理は禁物よ?
貴方もあの鶏の子も、社畜だかなんだかで噂になってるじゃない
映姫
映姫
え…そうなのですか?申し訳ありません、
仕事に打ち込んでいる時はつい時間を忘れてしまうもので…
ヘカーティア
ヘカーティア
まぁ、もうちょっと自分自身に目を向けなさいな。
いくら財政難だといったって、肝心の閻魔が倒れちゃ意味無いもの
映姫
映姫
はい…心に刻んでおきます…
ヘカーティア
ヘカーティア
はいはい、そこでまた思いつめたような顔をしない。
もっとフランクに生きなさいな!
その言葉に心なしか下を向いて頷く映姫の顔の前で、ヘカ―ティアはパンパンと手を叩く。
映姫が不思議そうに顔を上げたのを見て、ヘカーティアは腰に手を当ててにかっと笑った。
映姫
映姫
…ええ…本当に、私もまだまだ未熟者ですね
ヘカーティア
ヘカーティア
最初から完璧な存在なんていない、どんな奴にだってどこか至らない所は存在する。
その至らない所を探して積極的に改善しようとしている貴方なら、
きっと近いうちに貴方が目指す理想の人物像に成れる筈よ
映姫
映姫



















































映姫
映姫
…はい…ありがとうございます…!
ヘカーティア
ヘカーティア
さて…ま、そういうことで!それじゃまた…
映姫
映姫
…あ、そうだ…!
映姫はそこで、その場を去ろうとするヘカーティアを引き留める様に声を上げる。
彼女に聞いておかなければいけない事を思い出したからだ。






















































ヘカーティア
ヘカーティア
ん~?どうしたの?
映姫
映姫
…ヘカーティア様…あの、つかぬ事をお聞きしますが…























































映姫
映姫
―もしかして、貴方様がやったのですか?幻想郷が…
ヘカーティア
ヘカーティア
…ふふ
映姫
映姫






















































ヘカーティア
ヘカーティア
…私は、「確定した未来」をもたらしたわけでは無い。
あくまで、「一滴の奇跡の種」を撒いただけ

























































ヘカーティア
ヘカーティア
…想いで、絆で、意地で…この奇跡・・・・を掴み取ったのは…


























































              「―他でも無い、あの子達自身なのよ」


























































全員
―幻想郷が元に戻ってる!?!?
午前9時、殺伐とした方の幻想郷の紅魔館ロビーには13人の叫び声が木霊していた。
近くにいたモブ妖精たちが何匹かびっくりして気を失っているが、まぁそれについては後で良いだろう()




















































紫
ええ、本当に驚いたけれど…多少の損壊はあれど、原型…
いえ、世界自体は壊れずに元の形を保ったままなの
平和な方の幻想郷の紫は真剣な表情で答える。
どうやら嬉しさや歓喜よりも困惑の方が数倍勝っている様だ。

それもその筈、慣れぬ方の紅魔館で一夜を過ごしたと思ったら告げられたのは…
崩壊した筈の自分達の幻想郷せかいが元に戻っているという、目玉飛び出しどころでは無い衝撃の内容だったのだから。
紫霊
紫霊
おいおい…本当にどういう事だ?
世界が増えすぎてどう足掻いても破滅は免れなかったんだろ?
紫
そう、その筈だったのよ。でも、いくら調べてみても何の異常も無い…
どこまでもいつも通りなの。ここまで来ると逆に不気味だわ…
疲れ切った表情で紫はため息交じりに言う。
その横で、真央はこの喜びと困惑がごちゃ混ぜになったどっちつかずの雰囲気を
一切気にしていない様子で何かを思い出したように手を叩いた。
真央
真央
―あそうだ、あーたらの幻想郷と言えば一つ聞きたい事があってさ
真央
真央
ここにいるメンツ以外の住人はどうしてたの?
本来なら世界ごとぶっ壊れる筈だったんだし、何の対策もしてない訳じゃないっしょ
魔理沙
魔理沙
あ、確かにそれ気になるな。避難所でも作ってたのか?
紫
当たらずとも遠からず…って所かしら。
住人達は全員スキマの中に避難させていたわ、本当に大変だったけど…
東方軍
ああ…
そう遠い目で言う紫に、全員が何かを察した。
幻想郷の住人…つまり妖怪も人間もまとめて避難させるとなれば、
何かの事件が起こっても何らおかしくは無いだろう。
紫
人間にも妖怪にも対応できる守矢神社辺りがいたから良かったけどね。
他にも、暴れる妖怪達は紅魔館の面々に対処して貰ったり…
結局大事になる事は無かったけど、正直もう二度とやりたくないわ
晴
そーれーは…お疲れ様としか言えないなもう
紫
ありがとう。異常が無い事はわかったし、ひとまず住人達は幻想郷に戻したけど…
まだ疑問が抜けきってない人間達も多くいるからね
霊夢
霊夢
やっぱり近いうちに私達が人里に出向いた方が良いかもしれないわね。
それに一連の騒動で守矢の奴らだけ株を上げるのも癪だし
紅葉
紅葉
絶対後者が一番の理由だよね?()
霊夢
霊夢
さあ、何の事かしらねぇ?
キラ
キラ
…なあ、そういえば今思ったんだが俺らって向こうの幻想郷に戻れるのか?
この前は満月がどうのとかで随分と大掛かりっぽかったけど…
紫
それに関しては問題ないわ。
ゲートは閉じずこちらで保管してある…いつでも戻れるわよ
キラ
キラ
そうなのか、なら良かった…





















































キラ
キラ
―いやーちょっと不安だったんだよ、
もしかしたらもう戻れないんじゃないかって!
ザキ
ザキ
疑問の持ち方がバカのそれ
夢乃
夢乃
もし帰れなかったりしたらもう紫が言ってるだろうに
わざわざ疑問を持っちゃうのが本当にキラらしいよね
柚莉愛
柚莉愛
なーんか既視感あると思ってたらあれだ、
暴走化異変が解決した時の能力大丈夫か発言!!!
ヴァイア
ヴァイア
IQ2、ちょっとは成長しような?
キラ
キラ
やめろやめろ流れるように俺をディスるな!?()
紅愛
紅愛
…ねぇ、この子達っていつもこんな感じなの?()
晴
そうだな、マジでいつもこんな感じだ
紅愛
紅愛
それはそれは楽しそうな事で…()
晴
ま、とにかくだ。戻れるんなら今日にでも人里行こうぜ、
一刻も速く言った方が人間達も安心するだろうし
そら
そら
そうだねー、皆も空いてるよね?
キラズ軍
空いてるー
そら
そら
よーし、じゃあもう今すぐにでも言っちゃおうよ!
消えてないいつも通りの幻想郷の事、今一度見たいしさ!
紫
わかったわ。それじゃあ、もうここで繋げて良いわよね?
晴
おう、頼んだ
友優
友優
…何か僕達空気だね()
キル
キル
そりゃまぁ無関係だからねぇ
ヴォン




















































晴
ありがと。そんじゃ、改めて…






















































晴
―色々と世話になったな、オマエらもありがと
キラ
キラ
本当に助かったよ…ありがとな!!!
紅葉
紅葉
あっという間だったけど…
ここで別れちゃうのは、やっぱり寂しいね…
実夏
実夏
本当にそうなのよねぇ、もっと話したい事もあるし…
真央
真央





















































真央
真央





















































真央
真央
…なんか

















































真央
真央
ここで向こう行ったら、それで永遠バイバイみたいな雰囲気出てるけど…


























































真央
真央
―別にこれからもこっち来て良いからね?






















































キラズ軍
…え?






















































キラ
キラ
え、いや、そんな…良いのか?
瑞希
瑞希
別に何か困る訳でも無いしねぇ。
むしろ今度やる私達のライブとか聞いてほしいし!
友優
友優
そう!!!それにそらともっと話したいし一緒にいたいし色んな事したいし
咲夜
咲夜
(表情が鬼気迫ってる…())
ルビー
ルビー
そう言って貰えるのは有難いが…そっちの八雲は良いのか?
結界がどうのとかあるだろ
ヴォン
紫
別に大丈夫よー、いちいちこじ開けるならともかく
元々あったゲートを通るなら特に問題は無いし
空中に開いたスキマから、右手だけが出てきてひらひらと振られる。
色々な事をして疲れたのか、はたまたこれが通常運転なのか…
紫の姿すら見せぬまま、スキマはすぐに閉じていった。






















































幽々子
幽々子
…だ、そうなので。いつでもウェルカムよ~、私の所にも来て欲しいし
妬歌
妬歌
何かそれ間接的に殺そうとしてません…?()
幽々子
幽々子
あらあら、そんなわけ~
真央
真央
―と、この通り。特に問題は無いし私達だって拒まない、こっちの世界の住人だって
人がちょっと増えたくらいじゃ気づきもしないしそもそも気にすらかけない
真央
真央
何の問題も無いんだよ、それに昨日も言ったけど
あーたら異変起こすような性分じゃ無いだろうし
ザキ
ザキ
まぁ、それはそうだが…
キラ
キラ
ていうか普通に異変解決する側だもんな俺達
霊夢
霊夢
まぁ味方が増えるのは別に良いけど。
異変が起きても邪魔はしないでよ?異変を解決するのは私なんだから
フランドール
フランドール
やっぱりあんた変わったわよね、その意気よ
真央
真央
待ってくれあバケツ!!!不意打ちの厄介オタクで吐き気が!!!!!
紅愛
紅愛
もう私がバケツ係になってるの何か解せないわぁ…()
紫
ねぇ、もうゲート開いたのだけど…
全員
はいすみません
晴
…ま、お言葉に甘えてって事でまた来るよ。
とりあえず今は、ひとまずお別れだ
真央
真央
おう、いつでも待ってるよ
紫
…それじゃあ、戻りましょうか…




























































                   「―私達の幻想郷せかいへ」


























































ヴォン


























































二日後




























































哀音
哀音
…常々思ってるんだけど

























































哀音
哀音
…貴方達って、本当に行動力凄いよね…




























































哀音
哀音
―別の幻想郷に自分達の喫茶店建てちゃうって
柚莉愛
柚莉愛
まぁ私達の力を持ってすれば建物一つ建てるなんて簡単な事だからね!!!!
晴
もういっそキラの喫茶店チェーン店化しちゃう?
キラ
キラ
そんなに幻想郷を行き来出来るとお思いで?()
柚莉愛
柚莉愛
それと晴!!!あんま喫茶店ってチェーン店って言わないよ!!!!
晴
うるせぇ殴るぞ
柚莉愛
柚莉愛
殴ってから言わないで貰って良いですか!?!?()
あうん
あうん
何か騒がしいと思ったら…知らない人達がいる…?
【二匹で一つの神獣】高麗野あうん
霊夢
霊夢
あー、訳あって今だけこっちの世界に来てるのよそいつら。
店を建てれば横にある博麗神社にも参拝客が来るでしょ?
魔理沙
魔理沙
そもそも知名度上げないと人来ない気もするけどな…()
柚莉愛
柚莉愛
知名度に関しては何とかなるよ、最強の私達ならね!!!!
霊夢
霊夢
頼もしいわ!その調子でどんどん参拝客稼いでちょうだいね!!!
晴
こんなに欲に塗れてる巫女見た事ねぇよ私()
魔理沙
魔理沙
これが博麗霊夢なんだ、諦めな
晴
まぁ、確かにこいつが管理者ならこんな世界になるか…()
魔理沙
魔理沙
ま、そうは言いつつも何だかんだ言って良い所だぜ?
それに退屈しないしな!
晴
…ああ…




























































「―知ってるよ」














































































実夏
実夏
わ、本当に手だけで音楽を奏でてる!凄い…!
瑞希
瑞希
でっしょ~!?今度の合同ライブの覇権は私達が握るよ!





























































妹紅
妹紅
なぁ、向こうの世界にも輝夜あいつはいるんだろ?どんな感じなんだ?
ザキ
ザキ
さぁ、多分この世界の奴と変わらないと思うぞ?
いつだってお前と煽り合ってるし喧嘩してるさ
妹紅
妹紅
そうなのか…くっそー輝夜の奴…!
ザキ
ザキ
…でもあれだな、一番最初に聞くのがあいつの話題って事は…

























































ザキ
ザキ
やっぱりお前、輝夜の事好きなんだな
妹紅
妹紅
はぁ!?な、何言ってんだよそんな訳あるか!?


























































そら
そら
それでねそれでね!反転世界っていう所に行って異変解決したんだよ!
友優
友優
はんてんせかい!?なにそれ凄い!
そら
そら
ほんとに大変だったよー、友優は異変解決とかした?
友優
友優
う~ん…強いて言うなら異変起こす側として咲夜と一緒に霊夢と戦った事はあるよ
そら
そら
え?()
友優
友優
え?()
友優
友優
ほらあれだよ、紅い霧の異変の時に…
そら
そら
あぁ~そういう事か…びっくりした…()






















































そら
そら




























































そら
そら
…友優
友優
友優
んー?




























































そら
そら
…私達…もう、離れなくて良いんだね
友優
友優
そら
そら
もう、久々にあっては少ない時間で急いで思い出話をする必要も無い。
再開した瞬間に、別れる瞬間の事を考えちゃうような事も無い…
























































そら
そら
これからの思い出話は、「離れ離れになってた時の思い出」じゃない。
「二人で一緒に歩んだ世界」の思い出話なんだって…

























































そら
そら
…それが…私にとっては、これ以上無いくらいに幸せ
























































友優
友優
…!


























































友優
友優
…そんなの…僕も同じだよ…




















































友優
友優
―君と別れなくて良いって事が、もう離れ離れにならなくて良いって事が…何よりも嬉しい。
周りの目がどうだろうと、世界から何と言われようと…僕はそらと、ずっと一緒にいたい!
そら
そら



























































そら
そら
…うん…
























































そら
そら
―私も!






















































咲夜
咲夜
―本当に…末永く宜しくお願いしますね
ルビー
ルビー
あぁ、こちらこそ…うちのそらを、これからも宜しく頼む
咲夜
咲夜
いやぁ、それにしても…空がどうのって時々言ってるから何の事かと思えば、
あの方の事だったんですね
咲夜
咲夜
あの姿を見ればよく話題に出していたのも納得です
ルビー
ルビー
ああ、そらもよく友優あいつの事を話していたよ。
最初は笑顔で楽しそうにしてるんだけどな、段々半泣きになっていくんだよ
咲夜
咲夜
あぁ、そういえば友優もそんな感じでしたねぇ…
ルビー
ルビー
後あいつが物思いにふけってる時は大体友優の事なんだよな
咲夜
咲夜
わかりますわかります!後空色に過敏に反応したりして…






















































キル
キル
ふと思ったんだけどさ、夢乃とさとりに同時に煽られて平気な奴っているのかな
紅葉
紅葉
いるわけないでしょそんなの()
さとり
さとり
そうは言いますけど、そんなに私の言葉って強いですか?
どちらかというと相手のメンタルの問題な気がしますけど…
夢乃
夢乃
その思考が嫌われ者だよねもう
キル
キル
だろだろ!?わかってくれるか!
紅葉
紅葉
君がそれを言ったらとうとうさとり味方いなくなっちゃうよ?()
さとり
さとり
そもそも今の時代の人間は自己肯定感が低すぎるんですよ。
自分に自信を持っていれば、煽りなんて効きません
キル
キル
もうお前ら二人で講習でも開けば?さとりが心理、夢乃が医療で
紅葉
紅葉
あ、良いかもそれ!夢乃の解説とってもわかりやすいし、きっと成功するよ!
夢乃
夢乃
まぁ、確かに医療に関しての知識は誰にも負ける気無いけどね~























































ゆき
ゆき
あの亡霊さん強すぎませんか…?しかもその上頭も良いとか…
みぃ
みぃ
まぁ、西行寺幽々子は最強だからしょうがないよ
ゆき
ゆき
冗談抜きで本当にそうなんだよなぁ…正直もう戦いたくないです…






















































哀音
哀音
…あの…この前言ってた呪力のコーティングって話、
詳しく教えてくれない!?
幽々子
幽々子
呪力のコーティング?あぁ、あれねぇ…
























































幽々子
幽々子
…良いけど、覚悟はある?
呪いというものは、何処までも残酷で―苦しいわよ

























































哀音
哀音
…ご忠告ありがとう。でも、良いんだ…





















































哀音
哀音
―私は、過去から目を背けたくない!
幽々子
幽々子
























































幽々子
幽々子
…ふふ、わかったわ。貴方は…強い子ね


























































早鬼
早鬼
よぉ悪魔!やっぱりここにいたか!
ジョーカー
ジョーカー
はっ…!?あ、貴方、どうしてんな場所に!?
早鬼
早鬼
あー?そんなの話足りなかったからに決まってるだろ。
なぁ、それでここは…お前の方の地獄はどんな感じなんだ?畜生界はあるのか!?
ジョーカー
ジョーカー























































ジョーカー
ジョーカー
…ふふ…本当に、畜生らしくない方ですね























































ヴァイア
ヴァイア
―ていうか結局あいつ何者なんだよ?いくらなんでも強すぎじゃね?
妬歌
妬歌
早鬼さんは畜生界三大組織の組長なんです。とっても心強いんですよ!
ヴァイア
ヴァイア
まぁそりゃあんな奴味方に付けたら心強いよなぁ…











































































紅愛
紅愛
―ゆーりーちゃーん!!!ちょっと面白いのが見れたわよ!!!
柚莉愛
柚莉愛
あ、紅愛!!!!なになに何があったの!?!?
紅愛
紅愛
ちょっとパチュリーから魔導書を借りて
火精と木精と水精の魔力を同時に発動してみたんだけどね、そしたら…
柚莉愛
柚莉愛
ええええええええええ!?!?そんな事が起きたのーーーーーー!?!?
晴
ほんっとオマエってよくわからねぇもんばっかり気に入るよな…
柚莉愛
柚莉愛
はぁーーーー!?!?
よくわからないとは何だい!!!!元素魔術は神秘だよ!!!!
霊夢
霊夢
紅愛あんたそれを伝える為だけにここに来たわけ?ほんとよくわかんないわね…
おぉぉぉぉぉぉぉあっぶねぇぇぇぇぇぇ!?
晴
霊夢
霊夢
何っ…て、真央にフラン!?
フランドール
フランドール
あーもう外した!絶対当てられると思ったのに!!
真央
真央
大丈夫でちゅかぁ~ふらんちゃん!!!もしかして引きこもり過ぎて
攻撃すら当てられなくなっちゃったのかなぁ~~~~!?!?
フランドール
フランドール
うるっさいわねあっぶねぇとか言ってたあんたに言われたかないわよ!
真央
真央
そんな事言ってませーん!
とうとう耳が腐ったんじゃないですかぁーーーーー!?!?
フランドール
フランドール
あああああああもう!!!今日こそは絶対破壊してやるーーーー!!!







































































―これは、世界の存亡をかけた激戦の記録であり、他愛ない茶飯事の一ページでもある。































































この世界は…まだ、終わらない。終わらせない。































































彼らの、彼女達の、幻想郷せかいの物語は…永遠に、続いていくから。







































































今はただ、噛みしめていよう。













































































―この掛け替えのない仲間達と歩む、最高で最強な物語を。
































































『何でお前ら幻想郷同士で戦争してんの!?』



































































―終幕。

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