第9話

ブラックダイヤモンドの石言葉、それは、征服。
103
2025/04/15 21:51 更新
凶一郎
辛三はお前みたく常人ではない。更に前線タイプでもある。俺の元から居なくなるのもそう遠くない話だ。
凶一郎
だからこそ、少しでも長く手元に置いておきたいんだ。開花が出来ないとなれば高難易度の任務に挑まずに済む。俺というぬるま湯に浸からせ、いざ恐怖と相対した時に何も出来なくなるようにする。俺が居ないと何も出来ない、そんな状態にするんだ。
六美
ッそんなの、ただの依存…
凶一郎
ああそうだ。依存はなるのは簡単だが抜け出すのは中々難しい。一度堕としてしまえば終わりだ。
六美
本当に辛三兄ちゃんが喜ぶと思ってやってるの…⁉︎
凶一郎
望みはしないだろうな。だがそんな反抗期ももう終わりだ。これからは俺の下で、俺が全ての世界で暮らさせる。そのためには辛三の心を壊すことも厭わないさ。
六美
!待ってお兄ちゃ
凶一郎
来るな。…最愛の夫を殺されたくなければ。
六美
…っ
凶一郎
ルームサービスでーす
殺香
はーい。
辛三
!殺香!
殺香
どうされました?
辛三
…俺、ルームサービスなんて頼んでない。
殺香
!じゃあ今のは…!
辛三
多分兄ちゃんだ。
凶一郎
そっちから来ないならこっちから行くぞ。
辛三
一応公共施設っ…!
凶一郎
見ぃつけた。
辛三
ッ…!
凶一郎
逃げ場はない。もう終わりだ。さあ兄ちゃんの腕の中に…
辛三
!…しっかり掴まっててね殺香。
殺香
…大胆ですね。
凶一郎
っおいここ何階だと…!
辛三
そう簡単に捕まる気なんてないから。
凶一郎
!辛ぞ
凶一郎
…嘘だろ…
辛三
殺香大丈夫?
殺香
ええ。
凶一郎
久々に鬼ごっこで遊ぼう辛三。まずは俺が鬼だな。
辛三
ッ殺香!
凶一郎
やっぱりドロケイだな。お前の愛しい殺香は警察に捕まってしまった。さあどうする?
辛三
ただの人質だろ…っ!
凶一郎
どうする?
辛三
…っ
殺香
逃げてください辛三様、私は大丈夫ですから。
凶一郎
大丈夫?笑わせるな。俺は今からお前を殺す。
辛三
何で…殺香は関係ない!俺と兄ちゃんの問題だろ⁉︎
凶一郎
お前の心を恐怖で壊すためには殺香を殺すのが一番良いと思ったからだ。実際のところ、お前は殺香が好きなんだろう?
殺香
…え…
辛三
…違う。そんなことない。
凶一郎
一瞬目が泳いだな。
辛三
……
凶一郎
別に怖くはない。そうだ、潔く俺の物になるなら殺香は見逃してやろう。
凶一郎
さあ、どうする?
辛三
…俺は…
英美
そういやみなさんの地域?住んでる所では「ドロケイ」ですか?
三久
一応英美と私の住んでる所ではドロケイです。
英美
ケイドロとかの可能性もあるし「ケイ」の部分が警察じゃなくて刑事の可能性もあるんですよね。
三久
ドロケイ、ケイドロ以外の呼び方があればコメントで教えてください!
英美
それではみなさん次の話でお会いしましょう!
三久
さよなら〜!
英美
さよなら〜!

プリ小説オーディオドラマ