八尋side
知っていますか?保健室に出ると言われる保健室のカミサマ。
なんでも願いを叶えてくれるそうです。
願いの大きさで代償重さも変わっていき、1番軽くてシャーペンが無くなる程度、1番重くて命を取られてしまうのです。
また願いが無茶だと叶えなくても命を取られてしまうとか___
私は保健室の扉をコンコンとノックをする
私がそう言うと保健室のドアが開く
ガラガラ、と音を立てながら引き戸のドアが開かれていく
窓が開いており、夕暮れ時独特の風と昼の爽やかな風が混ざり合った何とも言えない風がカーテンを撫でながら保健室全体へ巡っていく
保健室のドア見つめるように置かれた大きいデスクに少女とも少年とも言える何とも中性的な子が座っていた
その子は机の整理に夢中になっているのか、私達に気づいていないみたいだった
声を掛けようか迷っているとその子が顔を上げた
見た目と同じように中性的な声をした子は喋りだしたと思えば私の頬を両手で掴み少し興奮気味に話した
私は思わず声を荒らげた
その子はビクッ、と大きく肩を揺らしたと思ったら申し訳なさそうに私から離れた
「くん」も「ちゃん」も視野に入れたその子はますます性別が分からなくなっていった
一人称が アタシ の点から見れば女の子のようなのだが見た目と声がそれを否定してくる
頭の仲がぐちゃぐちゃになっていく為その子のことはあなたの下の名前ちゃんと呼ぶ事にした
そう言って喜ぶあなたの下の名前ちゃんは怪異とは思えない程生きているような子と同じ喜び方を見せていた
少し揺らいでいるあなたの下の名前ちゃんを見て私はもっと目をキラキラさせ見つめる
さぁ!吐け!秘密全部!!
少年少女が保健室から立ち去り1人残された怪異
月明かりに照らされている顔は何の感情も乗っていないように見える
夜風に吹かれながら怪異の独り言が静寂に包まれた保健室に響く
もう1つの地縛少年花子くんの小説が非公開中なので代わりにこっちを更新していきます🥳🥳
どうかこちらもご愛読くださいませ😘
多少変更有






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。