その後、気絶した犯人を車に乗せ、工場の中で気絶していた犯人も起きて車に乗せた。
少々暴れてたがな…、犯人を逃がした警官は全力で謝ってきた。
別に気にしてねぇのに…
自分でポケット作るなんて、犯人は器用なんだな((
そう言って、美和子は私の足とか血が出てないかを確認する。
さっき警官に言われたばっかなのにまた言われるのか…。
つーか、私の心配より…
んなわけ、美和子じゃあるまいし。
私の手のひらを広げて言ってくる美和子…あー、血出てたんだな。
あんまり痛くなかったし気づかなかった…。
別に無痛覚とかじゃねぇぞ?
ジーッと見てきやがる…。
これは怪我って言わないだろ…、紙でちょっと指を切ったのと同じ感じだろうが。
くそっ、また説教タイムは勘弁してくれ…
庇ってくれてるのか…それは嬉しいよ。
でもな、それは逆効果なんだ…
まぁ高木は結構最近入ってきたばっかりらしいし、そう言ってくれるだろうと思ってた。
だよな…バレないと思ったんだがな。
私が絶望していると、羽織ってるコートをクイクイっと優しく引っ張られた。
その引っ張ってきた犯人はメガネクン。
二人で話したそうな顔だな…。
私はメガネクンに誘導され美和子達から少し離れた場所に行き、メガネクンが楽に話せるようにしゃがむ。
そういう事ネ。
ホント、知りたがり屋だな…。
あんまし話したくないんだが…
まぁ、元から過保護だったけどな。
今よりは全然マシだった。
今は愛もかなり重い((
すんごい驚くな…。
冗談で言ったつもりだったんだが…
まぁ、深堀はしないでおくか。
今はそれどころじゃねぇしな…
急に元気になりやがって…、さっきまで怒ったり拗ねたりしてたくせいに。
私は美和子の車の後部座席に乗った後、ポケットからチュッ〇チャップスを取り出して、咥える。
公園で見た時から思ってたが、本当にそっくりだ…
昔、二回出会ったあの探偵クンに。
本庁__
美和子と警部だけで済むと思ってたのに、白鳥サンと由美が出てくるなんて誰が思うんだよ。
しかも由美は交通課だぞ?おかしいだろ。
あ”ーーー、気分が良くない。
ピロン
頭をくちゃくちゃとかいていたら、机に置いてあるスマホから通知音が鳴った。
?メールか?
誰からだ?と疑問に思い、確認すると…
”体調はどうだ?”
ただその一言だけが送られてきた。
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。