第22話

本音
322
2021/08/16 06:29
目を開けると委員長は決まっていた
相澤消太
じゃあ委員長 緑谷
副委員長 八百万だ
八百万百
うーん
悔しい…
緑谷出久
ママママジでマジでか…!!
面倒臭い奴らが委員長と副委員長なんだ

また、眠気が襲ってきたので眠気に襲われないように頬を両手で挟んで上を見上げる
響夜
響夜
ウム…美味しい……
空は晴天と言うより晴れのち曇りという天気で嫌な事が起こりそうだと思いながら弁当を食べ進める

弁当に柵の近くに置いてから柵に身を乗り出して外を見てみると取材人がいっぱい居てそして、扉が
響夜
響夜
破壊された…
その途端、取材人は崩壊された扉から侵入してきて雄英の中では警報が鳴り響く

逃げないといけないのにあの日に会った人と目が合って笑いかけられて私は体に力が入らなくなり

地べたに座り込んで震える体を精一杯、両手で抱えて震えないように体を摩る

呼吸が乱れて過呼吸になる

春なのに暖かい風は冷たく感じた
響夜
響夜
はぁ…はぁ……はぁ………はぁ…ッッ
呼吸を落ち着かせる為に呼吸を整える

空は青く見えるはずなのに全然、青く見えなくて真っ黒に近い紺色に見えて心も真っ黒に染まるような

感情が消えていくような感情が何かに染められ儚く

桜の様に散っていくような舞っていくような
響夜
響夜
……怖いなぁ…
嘘より怖い物…

今まで、そんなの知らなかった

あの人はとても怖い…心の底で、そう思った

そして、恐怖で埋め尽くされていた心は警報が止まるのと同時に恐怖は少しずつ収まったけど
響夜
響夜
動けないな……
横に視線を移しながら空に手を上げる
響夜
響夜
もしも、誰かが来てくれるのなら
私は貴方の手を取り続けよう
ある小説で見た部分のセリフと行動をして見たけど小説見たいに誰かが来てくれる筈なんて無くて

この空に向かって上げた行き場のない手をただ、行き場のない手を見ているだけ

それから私は柵の近くに置いてあった弁当を食べてから教室に向かって歩く
八百万百
ホラ委員長
始めて
緑谷出久
でっでは他の委員決めを執り行って参ります!…………けどその前にいいですか!
はぁ、…他にも委員会あるんだ……
緑谷出久
委員長はやっぱり飯田くんが良いと…思います!あんな風にかっこよく人をまとめれるんだ僕は…飯田くんがやるのが正しい・・・と思うよ
「あ!良いんじゃね!!飯田 食堂で超活躍してたし!!緑谷でも別に良いけどさ!」
「非常口の標識みてぇになってたよな」
緑谷が喋り終わってから煩くなるから相澤先生に注意されてクラスはシーンと静まり返った

そして、委員長は緑谷から飯田に変わり

それから他の委員会等決める事になった

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