第9話

8,お泊まりの順番
472
2024/03/10 04:00
あの橋の上から落ちようとした日のこと。
残念ながら、いるまにメンバー全員に報告されてしまったらん。
ただいまシバかれ中です。
 
<ディスコード>
 
🎼🌸
『だから違うんだよ!!死のうとなんてしてなかったんだって本当に!』
🎼🎮
『じゃあなんで橋の上にいたんだよ!』
🎼📢
『そうだぞ。俺が手を取らなきゃ死んでたぞ確実に』
🎼☔️
『らんくん……こさめっ……らんくんの辛さに……気づけなくてごめんねっ……』
🎼🌸
『だからホントにちがうんだってば〜!!泣かないでこさめ〜!もうやめるから!もうしないから〜!』
🎼🍵
『え、ってことは今までも何回か……死のうとしてたってこと?』
🎼🌸
(やっべ口が滑った)
🎼👑
『らんらん!!死なないで!!自殺とかほんまにやめてや!!』
🎼🌸
『だから違うんだよ!!』
🎼🎮
『行くぞみんな凸れ〜!』
🎼🌸
『ごめんなさいぃ!!だからしよ?会議しよ?グッズのね?やつとかね?いっぱいね?決めることあるしね?』
🎼📢
『話を逸らしても無駄だ』
🎼🍵
『なんで死のうとしたか教えてくれないかな?』
🎼🌸
『違うんだって。俺さ、みんなと一緒にいるのになんで死ななきゃいけないん』
🎼☔️
『それこさめたちが聞きたいんだけど』
🎼🌸
『あ、泣きやんだ』
🎼☔️
『一周まわって腹たってきた』
🎼👑
『らんらん死んでほしくないから。今日はその橋で俺がスタンバっとくから』
🎼📢
『いっそシェアハウスすっか?』
🎼🎮
『それか毎日誰か一人らんの家に泊まる』
🎼🍵
『よし。じゃあジャンケンしよ』
🎼🌸
『何勝手に進んでんの』
🎼☔️
『最初はグー、ジャンケンポン』
🎼🌸
『無視……』
 
1,こさめ
2,暇72
3,みこと
4,すち
5,いるま
 
🎼☔️
『今日こさめね』
🎼🌸
『まぁいいけど。部屋荒らさなければ。特にこさめと暇なつ。荒らしたらただじゃおかないからな。ついでにみことも』
🎼👑
『俺をこさめちゃんたちと一緒にしないの!!俺はおしとやかだから』
🎼🎮
『いやどこがだよ。ってか俺もみことと一緒にされたくねぇよ!』
🎼🍵
『あれ、こさめちゃんが落ちてる。ディスコード』
🎼📢
『もう準備してんのか。はっや』
🎼🌸
『…………』
🎼👑
『あれ、らんらん?固まってどしたの?』
 
らんはとんでもないことを思い出していた。
 
🎼🌸
(冷蔵庫の……)

『中身!!』
 
死神というのはほぼ人間と同じ体質だが、少し違うところがあるとすれば、“ご飯を食べなくても生きれる”ということ。
 
🎼🎮
『中身?』
🎼🍵
『なんの?』
🎼📢
『ついに頭が逝っちまったか……』
🎼👑
『ご愁傷様………』
🎼🌸
(なんかめっちゃ酷いこと言われた要な気がするけど無視よ無視)
 
実はらん、冷蔵庫はあれど冷蔵庫の中身は無いらしい。なんてったって食べなくても生きれるんだから。
この前おにぎりをたくさん作ったのは食べたくなったからであって、みんなに凸られたタイミングがたまたま良かっただけだ。(“1,笑顔”  参照)
今は本当に空っぽだ。冷蔵庫は。
 
ピーンポーン
 
🎼🌸
(あーおわった〜)
🎼☔️
「おっじゃましまーすっ!」
🎼🎮
『声デカww』
勝手に入ってきたこさめ。
らんは部屋を出て、何故かキッチンへ行こうとするこさめを追いかける。
🎼☔️
「さてさて、まずは冷蔵庫の中を漁ろうかなー」
🎼🌸
「ちょっ、こさっ!待っ──」
そして開いた冷蔵庫。
🎼☔️
「あー…………………」
らんはその場に崩れ落ちた。
こさめは冷蔵庫の中をパシャリ。
グループLINEで冷蔵庫の中の写真を共有されてしまったのだった。
 



交換宣伝!!!!
いや、これね、まだ話数は少ないんだけど、完結までが凄そう。小説家になれますよってぐらい俺は好きだっ!!
読みなさいっ!!!!
交換宣伝ありがとうございます!



さてさて久しぶり。インフルっぽいけど陰性だった主です。
暇だから更新した。ネトゲ廃人の小説見てる方に言っときます。
ネトゲ廃人のやつはね、あれは体調がいい時のノリで書かないと書けないから。うん。
っていう言い訳w


じゃ、怒られるんで寝ますわ。またね

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