第151話

嫉妬の嬉しさ
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2025/04/26 22:11 更新
まだ日が西に傾き始めたばかりのころ、会議(?)はお開きになった。
ドズルさんと萌々美さんは2人で先に帰って行き、ぼんおらMENネコの4人はおんりーに紗羅も私も含めご飯に行こうと誘ってくれたが、お断りした。

4人が去った後、紗羅は少し考えたいことがあると1人で部屋を出ていってしまった。

残ったのは私とおんりーだけ。
おんりー
……帰ろうか
あなた
うん
2人で並んでアスファルトの道を歩く。

おんりーの顔をちらりと見やると、少し不機嫌そうな、なんとも言えない顔をしていた。
あなた
……音くん?
おんりー
!何?
あなた
ぇと、なんか…怒ってる?
おんりー
え、
おんりーが目を見開いてこちらを見る。

黙って見つめ返すと、決まりが悪そうに視線を逸らした。
おんりー
……怒ってる、というか……
……嫉妬、みたいな
あなた
しっと
予想外の返答に、思わずオウム返ししてしまった。

嫉妬……??
おんりー
その、やっぱり、……あなたの下の名前を見つけるのは、俺が良かったな、って……
俺に会う前に、拓哉さんの家にも言ってたみたいだし……
ちょっとむすっとした顔をして、ぼそぼそと呟くおんりー。

待って、破壊力。可愛いんですが…。
あなた
こうして今隣にいられるんだから良いじゃない。お家にお邪魔したのはまあ…ぽこうまちゃんに会えたし、私は嬉しかったけど
おんりー
っあなたの下の名前!
あなた
な、なに?
おんりー
…家、来ない?らいくん、見に来てよ
あなた
らいくん?いいの?
うんうんと頷くおんりーの様子がどこか必死で、少し面白い。

なるほど、これは……嬉しいな。
あなた
ふふ、うん。私もらいくんに会いたいし、お邪魔しようかな

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