争い事が嫌い。
直ぐにギクシャクして争いあう女子が嫌い。
どっちが悪いとか、いいとか、そんなの白黒つけれるものじゃない。
平和に生きたいだけなのに。
いつも女子はこうだ。
ちょっとした突っかかりで相手を陥れようと群れる。
自分のプライドが許さないから。
仲間を作って一方的にいじめる。
意見が違えば仲間はずれ。
そんな争いごとしたいわけじゃない。
みんなで仲良くしたいのに。
そんなある日。
友達と話しているともうひとり友達がやってきて、焦ったように話し始めた。
小川さんが最近、学校にメイクをしてきているのに対して、ルールを守っている木下さんが嫉妬したのか分からないけど、突っかかったらしい。
それに対して、小川さんはウザイ、と発言。
それによって今、女子内は2つのグループに別れているらしい。
そうやって軽く流した翌日。
いつも中間にたっている私が気に食わなかったらしく、女子からは無視を受ける結果となった。
別に争いなんかに巻き込まれたくはない。
でも3年間ずっと無視されるのはとても辛い出来事だった。
そして高校。
私は両親がいないから施設にいたが、施設から出て、一人暮らしをすることになった。
そう言って花火は励ますように熊猫に声をかける。
熊猫の過去も酷いものだと思った。
確かに女子は少しのことをズルズル引き摺って、それを引き伸ばす。
それは女子の悪いところである。
また、それによって傷づく人がいるのも事実。
真ん中ってむずかしい。そう思った。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。