第18話

執事達を庇い怪我💍様(関西弁主様注意)
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2023/05/05 17:24 更新
今回は執事の皆さんがミスや喧嘩を起こして、
暴力をされそうになった時に主様が庇うというものです。いつか逆バージョンもだそうかと思ってます。○○の場合〜と短編が多く含まれたものです。

それではまた。
ベリアンの場合
ベリアン・クライアン
今日は日差しが強いですね..
今日はベリアンと2人で街に出た。

ベリアンが買いたい紅茶があるとの事で..
少し気になったのでついて行くことにした。
主様
あれ?何あの人だかり..
ベリアン・クライアン
人が多いですね...主様離れないでくださいね。
主様
わかった。
そうして奥へ奥へと進んでいると__

ドンッ

鈍い音がして急に前が空いた。
ベリアン・クライアン
いっ..
主様
ベリアン..!?
ベリアン・クライアン
す、すみませんお怪我は...
どうやら貴族とベリアンが衝突したっぽい。

ベリアンはすぐに貴族を心配した。

貴族「どこを見て歩いてるんだこの馬鹿野郎!」
主様
なっ.!
あまりに急にベリアンに暴言を吐きだした。

ベリアンは動じなかった。
ベリアン・クライアン
大変申し訳ありません..
ベリアンは深々と頭を下げた。

その丁寧さが逆に癪に触ったのか貴族は顔を顰めた。

貴族「お前..この私を舐めているのかっ!?」
主様
(頭おかしいんじゃねぇの)
ベリアン・クライアン
一切そんな気持ちはございません..
貴族「黙れっ..!!」
主様
(いや聞いたのお前やんっ!?)
貴族は腕を振り上げてベリアンを叩こうとした。
主様
ベリアンっ!!
思わず大きな声を上げて左頬にジンジンと痛みが走った。気持ちより身体が先に動いたってこのことなんだなと深く感じた。
貴族は急に出てきた私に驚いたのか黙り込んだ。
だがすぐ後に口を開けばまた暴言。

貴族「誰だお前は!そこをどけ!」
主様
(いった..腹立つ..)
ベリアン・クライアン
主様っ!!大丈夫ですか!?
ベリアンが珍しく大きな声を上げて主様の袖を掴んだ。
主様
大丈夫だよ。ベリアン。
少し微笑んでベリアンの方を見た。

ベリアンは静かに涙を流した。
貴族は私を見るなり機嫌を悪そうにした。
あまりにも腹の底が煮えたぎるような怒りを覚えたので思いっきり睨み返した。
主様
..(この最低がよ..)
貴族は私の目を見てすぐに焦ったように去っていった。
ベリアンは主様の袖を持ったまま離さなかった。

急いでその場から去ってDevil`s palaceに戻った。
ベリアン・クライアン
すみません..私のせいで..
ベリアンは焦って下を見ているだけだった。
主様
大丈夫だよ。少し痣が出来たぐらい(笑)
ベリアン・クライアン
主様っ..ほんとにっ..
ベリアンはまた泣きそうになって目に涙を溜めた。

私はベリアンの頬に手を当ててニコリと微笑んだ。
主様
大丈夫だよ。私はベリアンを庇ったことを後悔してないから。
ベリアン・クライアン
ありがとうございますっ..
唇をグッとかみ締めて涙を堪えるベリアン。
主様
責任なんて感じなくていいんだよ。
そう一言掛けるとベリアンはふっと堪えきれなかったのか涙を流した。自室で2人。
ベリアンは椅子に座りながら泣いていた。

初めて見るベリアンの表情には驚いたけれど
まだまだ人なんだなと感じた。
ロノの場合
食材が切れたとの事で久しぶりにロノと外に出た。

ロノは大柄で人助けが好きな優しい子。
一緒にいると暖かく感じる。

ロノの隣を歩くのはいつも緊張する。
ロノ・フォンティーヌ
主様!今日は肉料理なんで肉買いに行きましょう!!
主様
う、うん
ロノ・フォンティーヌ
あれ?どうかしたんですか?
主様
いや..久しぶりだから緊張して..
ロノ・フォンティーヌ
そんなこと気にしてたんですかっ!?(照)
そんな何気ない会話を交わしていたが、一気に暗い雰囲気へと真っ逆さまになる。

男の子「あ..ロノ兄ちゃん..」
ロノ・フォンティーヌ
お!ルキじゃないか!
主様
知り合い?
ロノ・フォンティーヌ
よくご飯あげてるんっすよ!いつもリズアって女の子と2人でいるんすけど..2人..?
自分から発言しておいて状況のおかしさに気づく。
だって目の前には..ルキくんしか居ない。

主様
2人..?
ロノ・フォンティーヌ
あれっ..リズアは?
ルキくんは答えにくそうに下を向いた。

私とロノは全てを察した。

ロノ・フォンティーヌ
まさか...
主様
そんな..
後から聞いた話だけどリズアちゃんには持病があって、
数日前にそれが悪化して亡くなったそう。
ロノ・フォンティーヌ
クソッ..俺がもっと栄養のいい飯を..
男の子「ロノ兄ちゃんのせいじゃないよ!リズアはもう食事が喉を通らないほどもう最期の方だったんだ。でもリズア言ってたよ。ロノお兄ちゃんのご飯美味しかったよって..言ってたよ..」
ルキくんは必死に涙を堪えて最後まで言い切った。

小さいのにそんなに心が篭っていて優しい男の子は初めて見た。初めて知ったけれどとても感動した。
ロノ・フォンティーヌ
そうか..なら...よかったよ..
ロノも涙を堪えて最後はニッコリ笑った。

ルキくんにお菓子を与えてロノは俯きながらその場を去った。
主様
ロノ..大丈夫?
ロノ・フォンティーヌ
え?あぁ..大丈夫ですって!
無理に笑顔を作っているのが丸わかりだった。

すごく笑顔がぎこちなくてきっと心の中で自分を責めてるんだろう。
主様
責めなくていいからね。
ロノ・フォンティーヌ
っ!!...はい。
ロノは少しぎこちない笑顔が自然な笑顔になっていく。
すると前から大柄な男が歩いてきた。

ロノを見るなり私達の目の前で止まった。
よく分からずロノは気づかずに男にロノはぶつかった。

男 「前を見ろこの野郎っ!!」
ロノ・フォンティーヌ
す、すみません..
ロノは慌てて立ち上がり頭を下げた。

リズアちゃんの事で頭が混乱していたのか、
珍しくロノはすぐに頭を下げた。
男 「お前..悪魔執事じゃないか..」
男はどう言った感情で言ったのかは分からないが
少しだけニヤリと男は笑った。
ロノ・フォンティーヌ
そ、そうですけど...
男「なるほどなぁ?悪魔執事は前も見れないほど馬鹿な奴だったかぁ(笑)」
主様
チッ..
分かりやすく舌打ちをした。
男「そういえば最近失敗だらけだなぁ?主が来てからずっとそうじゃないか?もしかして主が災いを呼んでるんじゃないかァ?」

男は私の事まで悪く言い出した。
別に自分のことは気にならなかったが、ロノはそうでもなさそうで、今にもぶちギレそうだった。
ロノ・フォンティーヌ
お前..主様のことを..
男「あぁ?やっぱりお前ら執事は主様のことにしか目がないんだなぁ(笑)だから天使狩りなんて出来ねぇんだよ!!」
そう言うと男はロノを殴ろうとした。

大きな思い石のような拳を振り上げた。
あまりに突然の事でまた私は身体が動いた。
あんな大きな石のような拳を頭に食らったら...
まず意識を失うのは当たり前だ。

それでもロノが傷つくのが嫌で、立ち尽くしていた
足が動いた。気づけば私はロノの前に___
ドカッ

鈍い音が響いた。人通りは少なく周りには誰もいない。
ロノが塞いでいた目を開けるとロノは無傷。

目の前には焦った表情の男のみ。
ロノはよく分からず男の視線の先に目をやった。

その瞬間ロノは呼吸さえも忘れるほど青ざめた。

男は焦って走り去った。

ロノの前に広がる絶望の景色にロノは動かずにいた。
ロノ・フォンティーヌ
あ、主様..?
主様
...
もちろん主様から返事は返ってこない。
ロノ・フォンティーヌ
主様あああ゛っ!!!
ロノは泣き叫んだ。
悪魔化するんじゃないかと思うくらいに。

すると後ろからムーの声がした。
ムー
...さん?
ムー
ロノさん!
ロノ・フォンティーヌ
っ!?ムーか..
ムー
なんだじゃないです!帰ってくるの遅くないです..か..
ムーも同様に言葉を失い、固まった。

ロノは目の前で絶望を味わっているムーを見ると
ロノはすぐに目覚め、冷静に行動した。
ロノ・フォンティーヌ
ムー。詳しい事は後だ。主様を運ぶぞ。
ムー
は、はい...
ロノ・フォンティーヌ
俺のせいで..ごめんな..主様..
バスティンの場合
バスティン・ケリー
付き合わせてすまない。
主様
全然大丈夫だよ。行きたかったし。
ロノがDevil`s palaceを留守にしているため皆で
好きなご飯を食べることになった。

私はバスティンについて行ってみることにした。
バスティン・ケリー
にしても主様。
主様
ん?
バスティン・ケリー
少し服寒くないか?
主様
あぁ(笑)腹出しだからね(笑)
フルーレの作る服はなんだか腹出しが多い気がする。
それでも綺麗で細かく作り込まれた服は好きだ。
主様
大丈夫だよ笑
バスティン・ケリー
そうか。(変な虫がつかなければいいが)
街に出ると街はいつもどおり活気に満ちていた。
バスティン・ケリー
少し遠いが御足労お願いする。
主様
わかった。
10分後
20分後
バスティン・ケリー
着いたな。大丈夫か?
主様
うん。少し疲れた...
バスティン・ケリー
すまない。少し手洗いに行ってくる。ここから動かないでくれ。
主様
わかった。
??「そこのねーちゃん」
主様
ん?
??「こんな所で何やってるのぉ?良ければ一緒にブラブラしない?」
主様
いえ。人待ちなので。
??「釣れないなぁ?いいじゃんか〜」
変な男に絡まれしつこく誘われた。

意地でも断ったがその男は私の腕を掴んできた。
主様
っ!!?
男「行こうよ?ね?早く。」
主様
い、嫌です..
男「言う事聞かないとさ..?」
主様
離してっ!
必死に抗おうと手を引いた。
でも力が強く、なかなか抜けない。
そんな抵抗する私に痺れを切らしたのか、
男は私の頬を思いっきり平手打ちした。
主様
っ..!?
男「言う事聞かなきゃ?言っただろ。」

男は怖い目で睨んできた。
怖くて私は後ずさりするのみ。
バスティン・ケリー
待たせたな。
すると奥からバスティンがやってきた。
主様
バスティンっ!
バスティン・ケリー
ん?誰だお前は。
男「いやぁこの子が倒れそうだったから支えてたんだー」

男は思いっきり嘘を息を吐くように着いた。
バスティン。気づいて。助けて。
主様
バスティ..ン
強い力で握られる私の手。
痛くて仕方がない。涙が出そうなくらい。
バスティン・ケリー
そうか。なら手を離してくれ。
男「え?」


男は困惑していた。
バスティン・ケリー
主様から手を離せ。聞こえないのか。
男「調子に乗りやがって!」

すると男はバスティンの方へ向かった。
バスティンは攻撃を交わしてゆっくりと
私の方へと近づいてきた。
男「この馬鹿者がっ!」

どうしたかと思えば急にナイフを取りだしては
バスティンに突き刺そうとした。
主様
バスティンっ!!
バスティンを押し倒して私はバスティンを庇った。

バスティン・ケリー
主様っ!!
シャキッ

ナイフは私の肩を通った。
左肩に切り傷を負ってしまった。
主様
いっ..
バスティン・ケリー
主様に触れるなっ!!
主様
ビクッ
悪魔化以来聞いた事のない強い声に少しびっくりした。
バスティンは怒った表情で男の意識を無くした。
主様
はぁはぁ..バスティン..?
バスティン・ケリー
すまない。早く戻る。
バスティン・ケリー
担ぐぞ。
そう言ってバスティンに抱かれたままDevil`s palaceに戻りルカスの治療を受けた。
こういう系以外に難しい。

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