雨魅を連れ、自分の屋敷を案内する。
雨魅はこんなに大きい建物を見るのが初めてらしく、凄く驚いていた。
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用意した部屋はまぁまぁ広い部屋。
これだったらある程度の事は行える。
雨魅には強くなって貰わないとだからね……
寧ろちょっと狭かったかな。
そんな考えとは裏腹に、雨魅は酷く驚いているようだった。雨魅曰く、今まで自室を貰った事がなかったそう。まぁ喜んでもらえたなら良かったかな。
ん?任務?無いはずだけど…?
任務?
にんむ?
ニンム?
しのぶと任務…
しのぶと一緒の合同任務に遅れたら…
うん。怖いんだよ…
私は窓から飛び下りた。
肩に乗っている鈴音をしのぶに差し出す。
因みに通話とは、電話の事。
生存確認程度のような感じで使っている。
昔にはスマホなどの便利な直ぐに情報を共有できる物など無かったので凄く便利だ。
因みに鴉は急ぎではない連絡や電波が繋がらない場所にいる場合の連絡手段として居る。
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5時間後…(因みに午後9時くらい。)
雑魚過ぎても疲れるんだよな。これが。
そんな話の一区切りがついたところで、丁度よく門の発生したアナウンスが流れた。
とっとっ と、屋根の上を走り急いで警戒区域の外へ出る。
が、全く望んでもいない鬼が一緒に湧き出てしまったのだ。生憎近界民の近くに居るよ…
鬼「え?」
陸の型は使う日によって攻撃力は違う。
月の形が三日月に近ければ近いほど、攻撃力は増す。今日は満月だが、あの雑魚鬼には十分だろう。
声がして後ろを向く。
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区切ってすみません!
この後あなたさん達は無事にる屋敷に帰って、雨魅はカナヲとカナエと会って仲良くなったそうです!(カナエ生存設定だと言う事を密かに知って欲しかったので少しアピール((
2021/06/21 誤用していた言葉等を訂正、その他吹き出しの削除・追加をしました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。