今日はハロウィン 。
仮装をしてお菓子を貰って 、
… なんていう1年で特別な日のひとつ 。
街が賑わっている中だというのに
私達は 瑞希 の部屋でお菓子の交換会をしていた 。
瑞希 に半ば無理やり着せられた
ナース服だけは違和感しかないが 。
瑞希 も 瑞希 で自作の猫メイド ( ? ) の仮装をして
楽しんでるみたいだし 。
桃色の瞳をキラキラ輝かせている 瑞希 を見たら
文句なんか言えるはずもなくて 。
スティック状のスナック菓子を 、
少しだけ開いていた口に突っ込まれる 。
目の前には愉しそうに目を細めた 瑞希 が
妖艶に笑っていた 。
… どうしても食べさせられないといけないみたいだ 。
餌付けされているような気分だ 。
瑞希 は隙間なく私の身体にくっついて
隣に小さく座っている 。
口ではこう言っているけど
何だかんだ楽しんでいる自分もいるから
少し不思議な気分である 。
… なんて感情に少し浸っていたら 、
不意にくっついていた 瑞希 の体温が離れていった 。
どうしたのかな … と思って顔を向けたその瞬間 。
瑞希 の細くて長い人差し指が
私の頬をつついてきた 。
瑞希 の白くて柔らかな頬を摘んで 、
横に引っ張ると 瑞希 は嬉しそうに笑っていた 。
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─── 𝑒𝑛𝑑








![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)


編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。