夕食を食べながら、みちるさんが言う。
学校のことを思い出す。
まだ誰にも同棲のことなんて話してない。
だから、特に生活の変化は感じられない。
ただ学校以外は、私の生活は大きく変わった。
辰哉くん。そこ突っ込まなくてもいいよ。
ほら、。パパがこうやって聞いてくるもん。
余計な心配かけたくないのに。
いきなり翔太くんの名前を呼び本人はいっそう驚きの様子。
翔太くんの話題になり、翔太くんは少しだるそう。
3人とも……アハハハハ
翔太くんしか聞いたことがなかったけど、辰哉くんのところまでとは。どんだけモテるんだ、この人たち。
うんうんと頷いてるパパ。
そうだよ。私たち親子に比べて、かっこよすぎる。
「ごめんごめん」と謝りながらも、ちっとも反省していない。もう、これだからこの三兄弟はほんとに。
みちるさんが思いついたように、言う。
出た。この話題。
事実。仁奈には、ちゃんと言いたいけど。
言えないんだよなぁ。
うんと頷いて見せ、ご飯を食べ進める。
【次回予告】
学校で、翔太とあなたが話すときが!?











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。