あなた) おわ 、翔太くん ……最近忙しそう 、だね
突然家に押しかけてきた翔太くん
たくさんの物が入ったビニール袋をぶら下げてたからとりあえず中に入れた
渡辺) …なんで他人事みたいに言うんだよ ……、ばかか
あなた) だって 、もうとっくに私より先に行っちゃってさ 。
戻っても 、追いつけないよ 。
多分 、私じゃ到底
渡辺) 馬鹿野郎 、二度とそんな事言うなよ 。俺らはお前を置いてったりなんかしねえし
あなた) うんごめん 、分かってる ……分かってるけど
渡辺) なにに不安になってんの ?お前の今の不安より俺のお前への不安の方がデカイね
あなた) 戻っても 、私の事誰も迎えてくんないよ
渡辺) ちょっとはエゴサしろ馬鹿 。こっちはMV出してもあなたちゃんがいないと !とかなんか足りない!って言われんだよ
少しイラついたような形相で言われたから 、数ヶ月ぶりにエゴサをしてみた
思ったよりアンチ 、というか…厳しい意見は見つからなくて
優しい言葉で溢れてた
渡辺) 不安 、無くなった ??
あなた) うん 、ありがとう 笑
久しぶりに笑ったような気がして少し嬉しかった
渡辺) あと 、その濃いクマと痩せ細った体 。どうにかしろ
頬痩けてんぞ 、なんていつぶりか分からないほっぺぷにをされてしまった
渡辺) ほら 、お前のアイデンティティのぷにぷにほっぺが一切ないじゃん !!あーあ 、俺あれが恋しいな〜
あなた) …なによ 、言われなくても食べるよ !!、
翔太くんが持ってきたのは私の大好きだったお店のお惣菜
渡辺) ご飯 、ちゃんと食べろよ
私にお惣菜を手渡すと満足したかのような顔で私の家を出ていった 。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。