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小説
恋愛
いれいすと友達になってしまった件について
葛藤
はぁ…どうしよ
ないちゃんにはあぁ言ったけど、ほんとは心の準備も何もしてない。それに… あの時告白してきたまろちゃんの顔が頭にまだ残ってる。決意したはずなんだけどな… 。僕が好きな人と僕のことを愛してくれる人どっちを選べばいいんだろ…
コンコン(ドアがノックされる
はぁ…(気付いてない
ガチャッ(入ってくる
随分と深い溜息だけど、なんかあったの?
え …り、りうらくん!?入る時はノックしてよっ
したよ!
う、嘘…気付かなかった、
…まろから告白されたんでしょ?
え…なんで知って、
本人から聞いたよ
…そっか、
…うん
ねぇ、りうちゃん?
ん?なに?
自分を好きな人と自分を愛してくれる人どっちと付き合う方が幸せになれると思う?
…俺は、自分が好きな人と付き合うかな、
え … ?
だって、いつその恋が冷めるのか分かんないじゃん自分が好きな人と付き合った方が幸せになれるんじゃないかな、
そっか…うん、ありがと!
ううん、気にしないで
りうらー?ちょっと来て!
はーい!じゃあ、俺、もう行くね
ガチャンッ(扉が閉まる
自分の好きな方と付き合った方がいい…。私は、りうらくんの言葉を聞いて決意した。