第2話

1話
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2025/12/05 03:35 更新
空龍街

お店

ゴクゴク
速水瑞稀
速水瑞稀
ふぅ……

私の名前は速水瑞稀。天羽組のシマとしている町・空龍街でバーに1人でお酒を楽しんでいる元殺し屋の極道だ
モブ
瑞稀さん、いつもここに来てくれてありがとうございます
速水瑞稀
速水瑞稀
ここのお酒はどれも美味しいですし好きなんで

ここのバーは私の行きつけの場所

今日は休みだから久々にここに来たけど……やっぱり美味しい

私がカウンターでお酒を飲んでると……

ガシャアアンッッ!!
モブ
きゃあああああ!
速水瑞稀
速水瑞稀
半グレ
舐めた態度してんじゃねぇぞ女ぁ!!
モブ
ひっ……!

お店の中で1人の男が暴れていた

そしてその男は割れた瓶を持ってそれを振り回していた
速水瑞稀
速水瑞稀
(あいつ、何してくれてんの?)
モブ
お、お客様!店の中で暴れるのはやめてください!!

先程私の対応をしていた店長が男を止めようとする
半グレ
んだとごらぁ!!舐めてんじゃねぇぞクソ店長!!

ブオンッ!
モブ
ひぃっ…!
速水瑞稀
速水瑞稀

男が従業員に向けて瓶を振るって殴ろうとしている
速水瑞稀
速水瑞稀
はぁ……

スッ…

ヒュンッ!!🗡️

ドスッッ!!
半グレ
うがぁっ!!

私は男に向けてテーブルの上に置いてあったナイフを男の腹に投げつけて刺した

タッ、タッ、タッ、タッ、、
速水瑞稀
速水瑞稀
ねえ、あんた何してくれてんの?お店の中で暴れないでくれる?

私は男の方に向かって歩く
半グレ
んだと?このくそアマ…

シュンッ!
半グレ
……え?
速水瑞稀
速水瑞稀
大人しくしなさい

バギャアアアアン!!!
半グレ
ごええええぇぇ!!

私は男から瓶を奪い取りそれを男の頭に思い切り叩きつけた
半グレ
か…かか…

男は体を床に伏せた
速水瑞稀
速水瑞稀
ここで殺されるか、今すぐこのお店から出るか、どっちか選びなさい
半グレ
ひ、ひぃぃぃ!

ダッダッダッダッ
速水瑞稀
速水瑞稀
はぁ……
モブ
瑞稀さん、収めてくれてありがとうございます
速水瑞稀
速水瑞稀
いえいえ、空龍街は私達天羽組のシマですので、トラブルを鎮めるのは当然のことです
速水瑞稀
速水瑞稀
それでは私は失礼しますね。……っと、その前に

ドサッ

私は店長の前にそこそこある札の束を置いた
モブ
!?こ、こんなのいただけませんよ!!
速水瑞稀
速水瑞稀
貰ってください。私がここで頼んだお酒の値段とお酒の瓶を壊した弁償とお店で少し暴れてしまったのでそのお詫びです
モブ
し、しかし……
速水瑞稀
速水瑞稀
こういうのは素直に受け取るものですよ
モブ
……わかりました。ありがとうございます!
速水瑞稀
速水瑞稀
いえ、では失礼します

カランカラン





空龍街
速水瑞稀
速水瑞稀
はぁ……どんなところでもああいう馬鹿は居るのね。頭痛くなってくるわ
佐古優奈
佐古優奈
!あら、瑞稀じゃん
速水瑞稀
速水瑞稀
!優奈、久しぶり。なんで空龍街にいるの?
佐古優奈
佐古優奈
ちょっと仕事関係でね
速水瑞稀
速水瑞稀
あー、なるほどね(武器関係か……)

彼女は佐古優奈。私とは殺し屋時代からの同期で親友。今は私と同じように、黒煙街をシマとする京極組という極道組織に入っている

優奈は裏社会では極道だけでなく、武器商人でもあり優奈自身が武器を作りそれを売っているのだ。また、殺しなどの依頼も請け負っている
佐古優奈
佐古優奈
今帰り?
速水瑞稀
速水瑞稀
ええ。そろそろ帰ろうと思って
佐古優奈
佐古優奈
ご飯は?
速水瑞稀
速水瑞稀
面倒臭いから食べてない
佐古優奈
佐古優奈
相変わらずね……私の家に来る?ご飯作ってあげるわよ
速水瑞稀
速水瑞稀
食べる。食べたい
佐古優奈
佐古優奈
はいはい、じゃ行きましょっか。全く、食い意地だけは貼ってるんだから
速水瑞稀
速水瑞稀
一言余計よ

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