前回のあらすじ。
働いてると伝えたら働いてるの?!とみんなに驚かれた!
『東京行ってから働き出した。専門学校みたいな感じだから勉強もしてる。勉強量は仕事量で変わっちゃうから僕はそんなに勉強してないけどね、、』
岩泉「仕事できるってすげーぞ」
国見「バイトですか?」
『ううんもう正社員、、的な感じ』
花巻「尚更すげーよ」
何故か僕の仕事の話になってきてる。
あ、もうすぐラーメンできそう!
『ラーメンもうすぐだよ』
及川「ほんとだ!」
花巻「ここのラーメン早い上にうめぇし値段も優しいし最高だよな」
岩泉「だよな!及川が奢ってくれるし」
及川「ちょっと先月も奢ったよね?!」
国見「ごちになります及川さん」
及川「ちょっと!!国見ちゃん?!」
松川「ありがとー及川〜」
及川「今月欲しいものあるのにぃ!」
微笑ましいけど及川がマジの方でやばそう。今月欲しいものがあるのに奢らされるって、、w
、、、すごく焦ってるあたり今日そんなに持ってきてないのでは、、、?
まぁ今はとりあえず食べよう!
『、、いい匂い』
及川「でしょ?!」
岩泉「だろ?!」
『ナイスハモリ』
松川「ナイス阿吽」
花巻「流石阿吽」
あれから話しつつみんなが食べ終わった頃。
『そういえばまだ連絡先交換してないよ及川』
及川「あ!ほんとだ!!忘れてた、、」
岩泉「それ目的で誘ったのお前だろw」
QRコードを用意すると及川が読み取ってくれた。岩泉も便乗して読み取った。それを見た他の人も便乗してきた。
機種変してから連絡先は五条先生と家入さん、上層部1人くらいだった。
同級生の連絡先なんてない。ましてや下級生のも。
前には烏野バレー部何人かと交換してグループチャットに入った。
今日は元共通仲間?とその幼馴染、仲間、後輩。
チャットの友だち人数がどっと増えた。
一般的にこれは嬉しいことなんだろうな。
僕だって嬉しいよ。嬉しい。
けど、、、複雑だなぁ。
店を出る時間。
みんなが先に店を出た。やっぱり及川が奢ることになった。優しすぎるんだよね。岩泉がちょっと気にしてたけど、、気にしつつ店の外に出てた。
もしかしてこのパターン多い???
財布を出しづらそうにしてる及川。僕が取った行動は一つ。
『これでお願いします』
及川「?!、、あなたちゃん、、?」
『欲しいものあるんでしょ』
及川「聞こえてたの?!」
『聴覚いいんでね。欲しいもの優先しなよ。僕は働いてるし自分のお金だから気にしないで。及川はお小遣いでしょ?なくなったら次貰えるまで我慢しなきゃじゃん。そうなれば欲しいもの買えないでしょ?』
及川「あなたちゃん、、、、、、、
いつの間にそんなかっこよくなったの?!」
『僕は元からかっこいいはずだけどー?笑笑』
及川「ありがとう゛ぅ゛!!!」
『それに昔奢ってくれたでしょ?お返し笑笑』
及川「あなたち゛ゃ゛ん゛!!!」
『はいはい払い終わったから店出るよ』
昔奢ってもらったのはマカロン。中学の頃、一緒にスイーツ店に入った時に奢ってもらったんだよね。
懐かしいなぁ、、。マカロンって他のスイーツよりお高めだったし本当に嬉しかったんだ。家はお小遣い制じゃなかったし。
少し余韻に浸りつつ私も店を後にした。
岩泉『よーし帰るぞー』
花巻「俺らはいつも通りここでお別れだな」
松川「だなぁー」
金田一「ですね、お疲れ様っした!」
国見「っす」
北一組とそうでない松川さん、花巻さんで別れた。
及川「あなたちゃんって家ってどの辺なの?」
『×××町の○ー○番地かな』
岩泉「途中まで一緒じゃねーか」
及川「じゃあ送るよ!暗いしね」
『送るのは大丈夫だよ。これから仕事なんで!』
国見「こんな時間にですか、、?」
『さっき連絡入っちゃって、、今日中らしいからさ、、笑笑』
及川「なにそれ?!」
岩泉「まじかよ?!」
金田一「大分ブラックじゃないっすか」
『万年人手不足なんでね、、笑
って事で僕はここでお別れ〜
みんな気をつけてね!』
及川「あなたちゃんこそだよ?!
『はーい♪じゃ👋』
そのままみんなと別方向へ歩み出した。
ーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーー
待って待って!この話もうすでに出したと思ってた笑笑
書いたの1ヶ月前、、、!
この時間に投稿しても見る人少ないと思うけどね、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。