第63話

#63 バイクと先生
15,463
2020/04/28 10:00
色々あったけど
今日の授業が終わった!

さぁ帰ろ♡




教室を出たときに
ちょうど照先生が歩いていた
照
いいタイミングじゃん♡
照
ちょっと手伝え、笑
あなた
え?
当たり前のように
生徒指導室に連れてかれる

悪いことしたみたいに
思われる、笑
照
この資料、生徒会室に運んで
あなた
はーい
うん、1人では無理な量の
荷物だった、笑


無事に2人で生徒会室に
資料や荷物を運び終えた
照
助かった、ありがとう
照
もう帰るのか?
あなた
はい、帰ります

タイミングよく
樹からLINEが入る
樹
「なんか大きな事故が
あったみたいで
車が全く進まないです」
あなた
「分かった、
今日は電車で帰るね」
樹
「すみません」
あなた
「仕方ないよ♡
いつもありがとう♡」

スマホをカバンに入れて


カバンの中のSuicaを探す




うん、Suicaあるし
たまには電車もいいよね
あなた
あった♡
独り言、大きい
照
どうかしたのか?
あなた
いえ、なんか事故があったみたいで
迎えの車が来なくなって、笑
照
そか、お嬢様は普段
車で帰るのか、笑
あなた
嫌味ですか?笑
照
半分そーかも、笑
あなた
でも今日は電車で帰ります、笑
照
帰れるのか?お嬢様、笑
あなた
多分…帰れます、笑
照
送ってやるよ?
あなた
え?
照
お昼の卵焼きと
さっき手伝ってくれた
お礼に
あなた
でも…
照
オレの気が変わらないうちに
あなた
家…
照
知ってるもん、笑
あ…そ、笑
照
お前のじーちゃん知ってるし、笑
あなた
そーですか…笑
照
毎日お前の家の前通るし、笑
あなた
そーですか、笑
照
ほら、行くぞ
さっさと荷物をまとめる照先生
照
学校の敷地内でお前を乗せるのは
コンプライアンス的にマズイから、笑
ちょっと先のコンビニのとこで
待っとけ
強引に話を進める先生だった、笑









言われる通りに
コンビニで待ってると…
大きなバイクが
コンビニの駐車場に停まった

ヘルメットの隙間から
クシャッと笑顔が見えた
照
ほら、ヘルメット
ポーンと投げられたヘルメットを
キャッチした
照
早く乗って、笑
言われるまま
ヘルメットを被り
バイクの後ろにまたがった…
照
ちゃんと
しがみついとけよ
あなた
はい…/////
後ろからそっとお腹に
手を回すけど
照
もっと密着しないと
落ちるぞ、笑
あなた
こう…ですか?
照
乗ったことない?
あなた
初めてです、笑
照
お前のハジメテか、笑
あなた
少し変な意味に聞こえますが?
照
お前が変な意味に
取ってるだけだろ?笑
あなた
(๑˘・з・˘)ブ-
照
ふふッ♡
もっと身体、
くっつけとけよ、笑
仕方なくギュッと腕に力を入れて
照
よし、行くぞ♡
ブルンブルンとエンジンを噴かせて
バイクは走り出した









30分程で家に着いた
あなた
ありがとうございました♡
ヘルメットを取って
先生に渡した
照
遠回りした方が良かったな、笑
あなた
え?
照先生もヘルメットを取って
照
もっとくっついてて
欲しかったな、笑
あなた
/////
照
そうやって赤くなると
煽ってるって
勘違いされるぞ、笑
あなた
煽ってませんッ/////
照
ふふッ
あなた
とにかく、
ありがとうございました/////
照
あ、忘れ物…
片手でワタシを抱き寄せて

チュッ♡と
Kissをした…


あっという間だったので
受け入れてしまって…/////
照
卵焼き、
美味しかったから、笑
あなた
ッ/////
照
あと、ギュッて密着してくれて
背中の柔らかい感触の
お礼ね、笑
あなた
ッ/////
あなた
スケベ教師ッ/////
照
じゃッ
クシャッと笑ってから

照先生はヘルメットを被ってバイクで
去って行った…
ワタシは
ドキドキしながら


家に入った…


ドアを開けると立っていたのは…






















ジェシー
ジェシー
おかえりなさい♡
あなた…



笑顔だけど
なんか雰囲気がいつもと違う気がした…









┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
照サマの
腹筋を愛でたい…/////


触りたい…/////


作者が
そんなことを思っていたせいで…


ジェシーに見られちゃった♡

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