これは、虐待されていた少女が書いたとされる日記の一部である
■月■日 はれ
きょうは、こうえんにいきました
こうえんには、わんちゃんがいました
さわると、とてももふもふしてました
とてもたのしかったです
■月■日 はれ
きょうは、いいひでした
おかあさんがおかねをおいてくれるのです
ぱんを、にまいたべれました
とてもたのしかったです
■月■日 くもり
きょうは、おねえちゃんがかわいそうでした
わたしは、へやのなかにいました
おおきなこえがひびいていました
とてもこわかったです
■月■日 あめ
そとはとてもさむくて、かぜがふいていました
ごはんをたべようとしたら、ぎゅうにゅうをおとしたのでおかあさんにぶたれました
ごめんなさい
■月■日
きょうはなにもわかりませんでした
ぬのがしめられてて、へやもくらかったです
おおきなおとがしてこわかったけど、おねえちゃんがだいじょぶといってくれたのでこわくなかったです
■月■日 あめ
おねえちゃんがないています
わたしもなきました
おねえちゃんがかえってこないからです
おなかがすいた
■月■日 はれ
おねえちゃんは、わたしのことがすきだといいました
おねえちゃんのことはすきかきいたら、すきだった
といってないてしまいました
きょうはおねえちゃんはよわいひです
■月■日 はれ
おねえちゃんはきょう、いちごじゃむを塗ったぱんをたべさせてくれました
おねえちゃんらたべないのといったら、おねえちゃんはつよいからだいじょうぶだよといいました
■月■日 くもり
おねえちゃんに、かんじをおしえてもらいました
おねえちゃんは、みかんとあるというなまえです
わたしはなんなのときいたらおねえちゃんはじゃむといいました
■月■日 あめ
おねえちゃんのかみは、ぶどうみたいにきれいないろです
そのいろが、いまはおねえちゃんのうでやあしにもあります
わたしはいちごいろです
■月■日 くもり
おねえちゃんが、どこかにいきました
おなかがすいたので、びんのいちごじゃむをたべたら、おかあさんがおこりました
いたい
■月■日 あめ
おなかがすいて、からだがいたいです
あまり、もじがかけないです
でも、あしたおかあさんがいいところにつれていってくれると、いってくれたので、うれしいです












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!