第5話

#5
612
2023/09/14 21:13
やっほぉ〜。昨日マフィアに知らない内に凸りに行っていたあなたです。あの太宰輩先に見事に騙されました。マジ許さん((
あなた
流石に居ないでしょ(フラグ特級建築士)
ガチャッ
太宰さん
やぁ
バタン

うん。これは夢だ。
ガチャッ

バタン
あなた
何で居るんだよッッッ!!
あなた
私、絶対殺されるやん
暫く頭をフル回転していると、太宰輩先がドアの向こうから話しかけて来た。
太宰さん
君、さっきから失礼じゃない?
太宰さん
殺したりはしないから良い加減入って来て
あなた
あ、はい
ガチャッ
太宰さん
君、何でそんなに濡れてるの?
あなた
否、女の子には色々あるんだよ
太宰さん
へぇ〜、そうなんだね
何だよその微塵も信じてなさそうな顔はぁ!!
あなた
取り敢えず太宰輩先には関係無いからッッッ!!
そう、最近の女の子には色々あるのだ。

今朝、学校に行ったら先生に止められて、1時間目だけ受けることになった。その内容は、課外授業の班決めだった。勿論、普通の授業も受けてないので今回の課外授業も断ったからいる必要も無いが、何か先生に止められた。
マジでそう言う所うざい。無理ぃいいいいい!!
まぁ、此処までは別にどうって事も無いから良いんだけど、問題は此れからだ。

1時間目が終わった後トイレに行ったんだけど、帰って屋上に行く準備をしようと教室に戻ったんだよ。そしたらさ、まぁ綺麗な彼岸花と黒百合が入った花瓶が机にあったんですよ。

黒百合は咲く時期過ぎてるし、彼岸花も、もう過ぎてんだよ。お前等、どうやって取ってきた此れ!?

そんな感じでお花様達に見惚れていたら、後ろからザッバーとバケツいっぱいの水を頭からぶっ掛けられた訳だ。マジでクソ。今10月だよ!?水遊びは8月までにしろよ!?
ポタポタ
桜木 米
ざまぁ無いわねww
お前かよ
あなた
学年2位の優等生が何でこんな事してんの
桜木 米
あら?自分のせいじゃ無いのかしら?
此奴、頭沸いてんだろ。話が何か出来て無くないか?此方は誰のせいとかじゃ無くて、何でやったのか聞いてるんですけど??何で此奴が2位な訳?
あなた
ほへー
桜木 米
貴方、ムカつくのよ!!ろくに授業も受けないなら学校に来る必要無いじゃないの!!
あなた
否、出席日数の為に来てる。
桜木 米
其れだけ!?
あなた
否、そっちこそ其れだけで此処までやって来たの?
桜木 米
其れは違うわっ!!第一貴方うざいのよ!!消えろ屑!!
うわぁ〜お!!荒れてんねぇ大丈夫でちゅかぁ?((そう言う所だよby桜木
あなた
相手に中指ぶち立ててぇ〜囁いてあげよう♪
あなた
土帰れ☆
あの名曲の最後を歌いながら中指をぶち立てたら猿みたいな声を上げながら襲ってきたので…

バチンッ

全力の平手打ちを返してあげましたわッ☆
あなた
じゃっ
そのまま花瓶を持って屋上に来て、冒頭に戻る。

と言う事があったんですが!!絶対太宰輩先には言えん!!絶対笑われる。
太宰さん
どうせ水でも掛けられたんでしょ
あなた
何で分かったんだよキモいなぁ
太宰さん
て言うか、その花瓶は何?
あなた
何か机にあったから持って来た。
太宰さん
其れもう典型的。ちょ〜古い虐めでしょ
あなた
マジ?ならやって来た奴をぶっ叩いた私はどうなるの?
太宰さん
正当防衛じゃない?
あなた
何方かと言うと過剰防衛だろ
あなた
否、そもそもマフィアに正当防衛は無いか。何なら全部過剰防衛だろ
太宰さん
マフィアを何だと思ってるの?
あなた
容赦無く人を殺す組織
太宰さん
君って矢っ張り馬鹿だよね
あなた
くたばれ
END

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