[ side : wonwoo ]
モモは父親から虐待を受けていた
あの日あの夜に見たモモを俺達4人が忘れることは
永遠に無いだろう
遊具に隠れるようにして泣いていたモモ
髪もぐしゃぐしゃで上げた顔は痣だらけだった
ジュナはいつもとは違う雰囲気を醸し出していて傍から見ても モモを傷付けた何かに怒っているのが分かった
モモは全てを俺達に教えてくれた
もしかしたら全てでは無いかもしれないが
モモが話せること全てを教えてくれた
モモの話を聞いた時は本当に衝撃だった
あまりにも耐え難い暴言や暴力を受ける毎日
唯一の救いが俺達だと言ってくれた時は
俺達4人全員が涙してしまった
この日俺達は何があってもモモを守ると誓った
当たり前だがこのままモモを放っとく訳にはいかない
俺としては裁判所に接近禁止命令の申し立てをしたい
所だが 、モモにとって何が最善なのかは分からない
あんな最低な人間でもモモにとっては1人の父親で
ある事は変わらない事実だから
当然だがやはりモモの答えは「 NO 」だった
なら 、接近禁止命令を …
そこからはとても早かった
あっという間に接近禁止命令が発令され
6ヶ月という期間は父親から逃れることができる
やっと一安心した矢先 モモが学校に来なくなった
その一軒家はモモの家である筈なのに 。
何故売られてしまっているのか想像もしたくなかった
( ガチャ )
タイミング良く出てきた隣人に家の事を尋ねる
そう言って渡されたのは4枚の封筒
そして言われたのは
の一言だった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。