[ side : hoshi ]
その日から数年が経った
俺達はあの日からよく集まるようになり
以前の様に一緒に居ることが多くなった
カトクを交換して毎日連絡を取ったり
休日が被れば4人で遊んだり
モモはディノとのコラボやグァニとの事で
俺達SEVENTEENと関わりが深くなり
他のメンバーとも交流が増えていった
しかし瞬く間にTWICEは世界的アイドルとなり
俺達SEVENTEENもそれを追いかける程の
アイドルとなって時間的にも周りの目から見ても
お互い会うことはできなかった
お互いがベテランとなった今 ,昔の様に
カムバが被ることも殆どなく TWICEは
ワールドツアーを行っていて授賞式にも出ず
モモとの時間は減っていくばかりだった
今日はモモとの久しぶりの共演だということで
俺は余りにも浮かれていた
何時もだったら軽くあしらっているメンバーの
パシリを快く引き受けるぐらいには 。
そうしてペットボトルを引き出すと
逆側の通路から見覚えのある姿が出てきた
だが ,何時もの彼女と違って 心做しか
身体がフラフラしていて顔は真っ青だった
焦って近付くとモモは俺に真っ直ぐ倒れかかって来た
突然の出来事に驚きながらも モモに声を掛けた
声を掛けると共に少し揺すってみたが
待てども待てども返答は来なかった
モモは微動だにしない 。
それが余りにも怖くて 、不安で 即座に救急車を呼んだ
このままの状態で居るのは良くない気がして
モモを横にさせる場所を探すが ,ここには
椅子が1つも無く 少し人通りが多い
こんな所に横たわらせられる筈が無く
俺はモモを自分達の楽屋まで運ぶことにした
横抱きにすると見えてしまうであろう
モモの足を隠すために自分の衣装を
モモの腰に巻き付けモモを抱き上げる
幸いにも自分達の楽屋はすぐそこで
モモをすぐにソファーに横たわらせた
この光景を見て目を見開いているスタッフと
メンバーに簡単に説明していると救急車がやって来た
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。