日本には、様々な高校がある。
スポーツが強いとか、吹奏楽が強いとか、偏差値が高いとか……。
その中でも、今名前を知らない者は絶対にいないと言われている程の学校があった。 その学校の名は……「花園学園」。
偏差値もそこら辺にある学校よりかは高いし、部活動の大会は地区大会などで好成績を沢山収めている。
ただ、それだけでは無い。
この学校にしかない、ある伝統がある。
それは……「異能力者を生み出す」こと。
この伝統は創立してから何年か立った後に出き、今も尚続いている。
新入生の殆どがこの変わった伝統に興味を持って入ってきている、と言っても良いだろう。
だが、全員が異能力者になれる訳では無い。
全校生徒の中から、20人以下の生徒が無作為に抽出される。
要は、“くじ引きで当たった生徒が異能力者になれる”ということだ。
とは言っても、異能力者になれるのは1年間だけだが……。
また、異能力者になった生徒は、自分が異能力者であることをほかの生徒にバラしてはいけない。
理由は不明だが、きっと人間関係が崩れないようにする為だろう。
今年も新たに17人の生徒が異能力者として選ばれた。
彼らは学校を、そして自分たちの街を、この異能力を使って全力で守ってくれるだろう。
……あんな事が起きるまでは。
~ Operating instructions ~
・この物語はフィクションであり、同時に誰かの作品を真似している訳ではありません。
・この作品のパクリ等もご遠慮下さい。
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・作品の道中に実況者様の名前が出てきますが、御本人様には全くもって関係ありません。
・実況者様のフルネームは全て私凪生花恋が勝手に付けています。
・コメント欄での争いは辞めてください。
アンチコメントも辞めてください。
これらの注意事項を守り、みんなが楽しく読めるようにしましょう。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。