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第5話

8/3-②
212
2020/11/12 15:41
あなた

お疲れさま〜

いくえ
いくえ
お疲れ様っ!
ねぇ、ほんとに気をつけて帰ってよ?
あなた

大丈夫だよ笑
ありがとう!

無事に家に到着……
2ヶ月前から始めたダイエット、
今もランニングは継続している。
あなた

今日は体力もまだのこってるし…

そう言って、運動着に、着替える。
ゆーとにLINEしなきゃぁ……💦💦
あなた

ただいまっ!暗くならないうちにランニングしてきますっ

ゆと
ゆと
暑いからちゃんと水分補給するんだよー!
気をつけていってきてね
はぁい、と心の中で返事をして、3kmのランニング…少し暑いけど夕方だから走りやすかった。
ダイエットと、健康のため!がんばろーっと!
あなた

ただいまー

まだ裕翔くんは帰ってきてないみたい…。LINEも来てないや!
シャワーしてこよっと……
ゆと
ゆと
お疲れ様ー!ごめんね、仕事が長引いちゃった
シャワーから戻るとLINEが届いていた。
とたんに笑顔になる
あなた

お疲れさまぁ!
ぜんぜん大丈夫です!
大変なのに連絡ありがとう!

ゆと
ゆと
そんなに大変なことでもないから気にしないで!
ねぇ、今から会える?
あなた

え、会えます!
準備したらすぐ!!

めちゃめちゃ突然の話で……嬉しくて飛び上がった気持ち。
準備をして、出かけた。
ゆと
ゆと
あ、あなた!!
待ち合わせ場所で手をひらひらとさせる裕翔くん……
あなた

あっ!ゆーとくん!

駆け寄って、近くのベンチに座って話を始めた。
ゆと
ゆと
ランニングはバッチリ?
あなた

うん、今日は3km走ってきましたっ

ゆと
ゆと
わー!すごい、頑張ったね!
俺も筋トレして引き締まった体にしなきゃ笑
あなた

ゆーとくんはそのままで大丈夫だよ!
あたしはまだまだ……

ゆと
ゆと
山ちゃんみたいにセクシーになりたいよね笑
あなただってそのままで大丈夫だよ!
ゆと
ゆと
頑張るのは良いことだけどね!
あなた

え、でも…

ゆと
ゆと
あなた

あー、なんでもないです…w

ゆと
ゆと
え、なになに!
やめてよ!気になっちゃうから!笑
あなた

山田くんみたいになっちゃったら…
あんな色気のある雑誌のお仕事きちゃってやだー!!

ゆと
ゆと
あなた

あー、心の声がだだ漏れました…w

ゆと
ゆと
そういうことか!笑
確かにあの雑誌は凄かったね、さすが山ちゃんて感じ。俺には到底出来ない!
あなた

あー、忘れてくださいね!

ゆと
ゆと
それってあなたがヤキモチ妬いてくれたってことでしょ!絶対忘れなーい!
あなた

えー!
忘れていいですっ!

ゆと
ゆと
やだよー!笑
あなた

やぁだぁ!でも…ヤキモチは嘘じゃないので仕方ないです……笑

ゆと
ゆと
そんなことより!なんで敬語なの!
あなた

ん…敬語だね笑
今日お昼にゆーとくんのこと考えてて、好きすぎるからどーしよーって思って…

ゆと
ゆと
へぇ
あなた

ちょっと気持ちを抑えていこうと思ったら敬語になっちゃったのかも…笑

ゆと
ゆと
なにその可愛い現象!愛おしいすぎる!
顔を覗いてくるキラキラな笑顔に、顔が赤いのは隠せないなと思った。
ゆと
ゆと
なんかもう、本当に可愛すぎて踠いちゃうww
あなた

え、え?!ぜんぜん可愛くないよ、やだやだ!笑

顔を手で隠した……
あなた

愛おしいのは、嬉しいです……♡

ゆと
ゆと
いや、可愛い!可愛すぎてみんなに自慢したい!!
あなた

あたしじゃ自慢にならないです!嬉しいけど…

ゆと
ゆと
えー、ダメなの!?でも、可愛いあなたは俺だけ知っていたいからやっぱいーわない!
あなた

うん、いーわない!でお願いしますっ!

あなた

あ、てゆーか…お昼に考え事してた内容…バレました…

ゆと
ゆと
うっかりミルク入れちゃうほど俺の事考えてたんだね笑
やばい、にやついちゃう……
あなた

ミルクは…ぼーっとしたままポキってあけて、無言で入れてたって友達にいわれました……

ゆと
ゆと
めちゃくちゃ上の空じゃん笑
自分でもびっくりってやつだね?
あなた

ほんとに、事故らないようにねって帰りに言われました。

ゆと
ゆと
めちゃくちゃ心配されてる!そんなに想ってくれるのは嬉しいけど事故る可能性があるのは考えものだな……
あなた

事故らないよ!笑
友達がからかっただけ!

あなた

ほんとに好きすぎるんだけど。どーしたらいいですかー

ゆと
ゆと
いっぱい好きでいて欲しいけどねっ
あなた

これ以上好きがいっぱいになったら、ゆーとくん潰れますよ!

ゆと
ゆと
そんな潰れるほどやわじゃないよーん!
ゆと
ゆと
もぉ!敬語抜けてないじゃん笑
あなた

あ、ごめん!
敬語気をつける!

ゆと
ゆと
次に敬語使ったらほっぺたむにむにの刑!
あなた

え、ほっぺたむにむにはして欲しい!笑

ゆと
ゆと
え?笑
ニヤニヤこっちを見る裕翔くん。
あなた

ん?…やっぱりダメです!恥ずかしいです!

ゆと
ゆと
え、まさかの?!笑
あなた

なに?!

ゆと
ゆと
はーい!それ敬語!
ほっぺたむにむにの刑にしょーす!!笑
あなた

え、え、あーー!
むいしきー!

ゆと
ゆと
問答無用!
むにむにーっ!!
そう言って、私の頬を摘む手はとても優しかった……
あなた

あーん、ごめんなさいー!

ゆと
ゆと
このふにふに加減、くせになりそう笑
あなた

え、だめだめだめ!

ゆと
ゆと
だめなのー?
あなた

うん

ゆと
ゆと
じゃぁ敬語に注意だね!笑
あなた

恥ずかしいからね!

ゆと
ゆと
俺はむにむにしたいから大歓迎だけどね?笑
あなた

んー…たまにはね?

ゆと
ゆと
これじゃ罰にならないね笑
どーなんだ?あなたにはなってるのか……な?
あなた

わかんないっ笑
でも、ゆーとくん近くにいたら罰にはならないよ?

ゆと
ゆと
もー本当にかわいいっ!ぎゅーしたくなる!
あなた

ぎゅー…してー?

ゆと
ゆと
ん、するー!!
そう言うと、優しく抱きしめてくれた。
あなた

ん〜♡ありがとう…
ゆーとくん、すきだよぉ!

ゆと
ゆと
俺も好きー!
あっという間に暗くなって……明日も仕事だから……とその日は帰ることにした。

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