小説更新時間: 2024/04/05 07:00

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壊れていたのは世界でしょうか

間違っていたのは世界でしょうか

あなたには朝がやって来ない

だからあなたの「おはよう」はもう聞けない

時が戻ればなんて思いながら

私はあなたをこんな檻に閉じ込めてる


声が枯れるまで歌い続ければ

きっと気がついてくれるよね

またいつか光の降る町を手を繋いで歩きましょう

空の青さを忘れるなんて全く本当にあなたは馬鹿ね


壊れていたのは世界ではなくて

間違っていたのはあなただけれど

嘘で固められた世界でも

ごめんねあなたに生きてて欲しいの

時が戻ればなんて思いながら

私はもう少しだけ諦めてる


声が枯れるまで歌い続けるのはあなただけのためじゃない

またいつか春の空を二人手を繋いで歩きましょう

何も知らないあなたでいいの

私はどこにも行かないから


リリィリリィ君の幸せなんて

願ってたあの頃に戻れないんだ

知ってるよ

どうにもならないことも

でも嫌いになんてなれなかったよ

またいつか光を歌いながら二人手を繋いで歩きましょう

明けない夜はないと教えてくれたこと

私の手を引いてくれたことあなたを忘れないよ

リリイ

何?

ねえ、僕本当に君が好きだよ

リリイ

何?

君はどう?




私もあなたが好きよ

チャプター

全2話
497文字

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