side C
今日も変わらず俺の密かな楽しみが目の前で繰り広げられている
ロボロが今回誰とイチャイチャしているかと言うと……
rb「エミさん、今手空いとる?」
em「ロボロさん!?……手は空いとるけど、どうしたんですか?」
何と今日はエミさんだ
普段は他のメンバーに出し抜かれて中々見ることの出来ないエミロボ……
rb「必要な本があるんやけどさっき見に来たら結構上にあって俺じゃ取れへんねん……だから悪いんやけど取って貰ってもええか?
他の奴には頼むとバカにされるからエミさんにしかお願い出来ひんし」
em「〜っ!!……私でよければいつでも!!」
純粋か!!
ロボロのエミさんにしかお願い出来ないって言葉だけで照れるとか純粋すぎだろ!?
エミさんは、だからいつも他の奴に遅れをとるんだよ!?
いや、そこがエミロボの最大の萌えポイントだけどね!?
rb「……じゃあこのメモに書かれてるやつお願いするわ」
em「はいっ!」
rb「あ、エミさんが持ってきてくれる間に紅茶用意しとってもええ?」
em「へ?」
rb「ふふっ……たまには俺とエミさんの2人で休憩するんも悪くないやろ?」
クッ……これだこれ!!
ロボロはエミさんと絡む時はエミさんが中々グイグイいけないから自分から誘いつつ悪戯っ子みたいな顔で笑うんだよな
ロボロのこういう顔って中々見れないけど、エミさんは頻繁に見てるから他の奴らも羨ましがってたしな
em「っ!?……直ぐに持ってきます!!」
やっぱりエミロボはこうでなくっちゃ
ほのぼのとしつつもほんのり甘い雰囲気がめちゃくちゃ似合うからな
今日も本当に美味しい絡みが見れたわ〜
ーーendーー
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。