(グロが有ります。苦手な人は回れ右!)
オルゴールが途切れるかの様な切なさや不気味さを秘めた歌声が遠くから聞こえて来る。
それで僕は墓場に向かう事にした。
僕は生贄にされた。
宗教狂いの母親と父親のせいで。
元々、僕は3人暮らしだった。父と母と僕。
元から宗教に入っていたのは知ってたけど、どんどん行動がエスカレートしていった。
最初は米や、作物をあげていた。父と母が言う神様に。
そこまでは良かった。だけど、僕を太らす為にこれまで以上のご飯が出された。
僕は元々少食でそこまで食べる事は出来なかった。
無理やり食べさせられた時もあった。それでも中々太らない。
痺れを切らした母と父はこう言った。
______薬?
その時の僕は幼くて、どんな話をしてるのかまともに分からなかった。
連れて来られた先には、炎が灯り、こじんまりとした場所で真ん中には台があった。
その奥には黒い神が鎮座している。
誰なんだろ…?この人は?
いや、この黒い神は______?
え?何語?
(其方が生贄か?)
信じられない現実が、頭に直接木霊する。
(答えよ)
駄目だ…。頭がおかしくなってる…。
(もう良い、早く台に寝転べ)
嗚呼、誰も僕を助けてくれない。
僕は、永遠に独りぼっちなんだ。
台の上に寝転がった後、容赦なくナイフが何度も僕の体を貫く。
その度に絶叫し、助けを求むが誰も僕の事なんか眼中に無い。
そんな絶叫してる僕に苛立ったのか、黒い神が長い人差し指と中指を僕の口に突っ込む。
その後、僕の舌をその二本指で抑えた後、他の指で顎をガッシリと掴んだ。
そしてそのまま引き裂かれ、僕は声にできない絶叫を上げるしか無かった。
そしてその後、黒い神の口がぱっくりと開き、僕の頭を噛み砕いた。
嗚呼、来世は幸せでありますように______。
コインロッカーベイビーさんはそれを聞いた後、絶句していた。
そりゃそうだろう。あんな夢のような現実を喋ったんだから。
振り向いた先に居たのは______
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。