時は戦争中
予想外のところに敵が発見され、誰が行くかを決めかねていたときだった
言ってくれるのはありがたいが、敵の数はまあまあ多い
さらに、ショッピ君は服はまだしも、頭に何も防具をつけていない
インカムが突然切られる
しばらくして、戦況はこちらの有利に傾いていた
そんな時、ショッピ君とのインカムが繋がる
その声は明らかに息切れていて、戦況が嫌でも伝わってきた
それだけ言って、インカムは切れてしまった
すぐさま、救援に向かう人物を考える
誰や...?
こんな時はと思いシッマのカメラを見たが、今、丁度切り上げられない戦闘の最中だった
なら...
ゾムはすぐさま雑魚兵の処理を切り上げ、ショッピ君のもとへ急ぐ
取り敢えず俺にも出来ることをと、ペ神に応急処置の準備をしてもらい、ひとらんに迎えに行ってもらう
戦争は見事勝利し、俺はその喜びに浸かることなく、医務室へ急いだ
病室をの扉を開けたそこにいたのは、寝ているショッピ君と俯いたシッマだった
顔を上げることなく俺に話しかけてくる
ようやく顔を上げたと思えば、その目は赤く腫れていた
また顔を俯かせて、シッマは涙を流していた
「良かった」と言いながらまたシッマは泣き始めた
少しして、ショッピ君の瞼が少し動いた気がした
そのままショッピ君はゆっくりと、目を開けた
この空間には俺が入ってはいけないような気がして、俺は医務室を後にした
ショッピ君が医務室生活を終わらせた日、夜ご飯にパーティーをしようという話になった
食堂に入ってきたショッピ君は紫と白、ゴーグルが付いたヘルメットを付けていた
そう言ってショッピ君は満面の笑みを浮かべる
久しぶりに見た心からの笑みを浮かべながら、ヘルメットを触っていた
ふと、シッマの方を向けば、これまた穏やかに笑っていた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!