第3話

ショッピのヘルメット
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2022/11/18 10:57 更新
ショッピ
...俺が行きます
ロボロ
ショッピ君正気!?
頭に防具なにもつけてないやん!
時は戦争中
予想外のところに敵が発見され、誰が行くかを決めかねていたときだった
言ってくれるのはありがたいが、敵の数はまあまあ多い
さらに、ショッピ君は服はまだしも、頭に何も防具をつけていない
ロボロ
せめて誰かと一緒に行き!
ショッピ
誰かと一緒に行ったら兵が不足するじゃないっすか
ロボロ
っそれは、せやけど...
ショッピ
行ってきます
ロボロ
ちょっ!
ショッピ君!?
インカムが突然切られる
しばらくして、戦況はこちらの有利に傾いていた
そんな時、ショッピ君とのインカムが繋がる
ロボロ
ショッピ君!?
大丈夫!?
ショッピ
ハア、ハア
その声は明らかに息切れていて、戦況が嫌でも伝わってきた
ショッピ
救援を...
それだけ言って、インカムは切れてしまった
すぐさま、救援に向かう人物を考える
誰や...?
こんな時はと思いシッマのカメラを見たが、今、丁度切り上げられない戦闘の最中だった
なら...
ロボロ
ゾム!
ゾム
何や!
ロボロ
ショッピ君が危ないんやけど、○○に急いでくれる?
ゾム
ショッピ君が!?
ロボロ
頼む!
ゾム
今行くわ!
ゾムはすぐさま雑魚兵の処理を切り上げ、ショッピ君のもとへ急ぐ
取り敢えず俺にも出来ることをと、ペ神に応急処置の準備をしてもらい、ひとらんに迎えに行ってもらう
ひとらんらん
ロボロ!
ショッピ君運ぶよ!
ロボロ
おう!
道確保してあるからそこ進み!
戦争は見事勝利し、俺はその喜びに浸かることなく、医務室へ急いだ
ロボロ
ショッピ君!
病室をの扉を開けたそこにいたのは、寝ているショッピ君と俯いたシッマだった
ロボロ
シッマ...?
コネシマ
ロボロ...
顔を上げることなく俺に話しかけてくる
コネシマ
何で...何で俺を呼ばなかったん!
ようやく顔を上げたと思えば、その目は赤く腫れていた
ロボロ
すまん
シッマは切り上げられない戦闘の最中やったから...
コネシマ
これで...これでショッピ君が死んだら...俺...
また顔を俯かせて、シッマは涙を流していた
しんぺい神
シッマ...ってロボロもいたんだ
ロボロ
おん
コネシマ
ペ神!
ショッピ君は...
しんぺい神
うん、ちょっと頭かすってるけど命に別状はない
そのうち起きるよ
「良かった」と言いながらまたシッマは泣き始めた
少しして、ショッピ君の瞼が少し動いた気がした
コネシマ
ショッピ君!?
そのままショッピ君はゆっくりと、目を開けた
ショッピ
先...輩...?
コネシマ
良かった...良かったわ
ショッピ
心配...しすぎっすよ(笑)
この空間には俺が入ってはいけないような気がして、俺は医務室を後にした
ショッピ君が医務室生活を終わらせた日、夜ご飯にパーティーをしようという話になった
食堂に入ってきたショッピ君は紫と白、ゴーグルが付いたヘルメットを付けていた
ロボロ
ショッピ君?
それどうしたん?
ショッピ
これ、先輩がくれたんすよ!
そう言ってショッピ君は満面の笑みを浮かべる
ショッピ
何か、今回の怪我で頭かすっちゃったんで、それでらしいっす
あと、バイクでも使えるようにって
久しぶりに見た心からの笑みを浮かべながら、ヘルメットを触っていた
ふと、シッマの方を向けば、これまた穏やかに笑っていた

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