第21話

#7 修学旅行の時間・1時間目-③-
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2025/09/14 17:59 更新
翌日





今日は早速班別行動





杉野「渚、暗殺の場所此処なら行けそうだな?」





潮田「スナイパーの人から見えるかな?」





茅野「変な修学旅行になったね」





潮田「そうだね でも楽しいよ」





茅野「あー!! 折角京都に来たんだから抹茶わらび餅食べたい!!」





奥田「ではそれに毒を入れると言うのはどうでしょう?」





茅野「何故!?」





あなた「そっか、殺せんせー甘い物に目がないもんね」





奥田「はい!」





赤羽「いいね〜 名物で毒殺」





茅野「勿体無いよ! 抹茶わらびが!!」





神崎「殺せんせーに効く毒があればいいんだろうけど………」





あなた「そんな物無いしね あったら暗殺に苦労はしないよ」





杉野「でもさぁ、修学旅行の時くらい暗殺の事忘れたかったよな いい景色じゃん 暗殺なんて縁のない場所でさ」





潮田「そうでも無いよ」





そして私達は少し移動し





その場所には





ある石





奥田「坂本龍馬ってあの?」





赤羽「あぁ、1867年龍馬暗殺 大宮の跡地ね」





潮田「さらに、歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ 当時と場所は少しズレてるけど」





茅野「あ、そっか 織田信長も暗殺の一種かぁ」





潮田「この僅か1kmくらいの範囲の中でも、もの凄いビックネームが暗殺されてる ずっと日本の中心だったこの街は、暗殺の聖地でもあるんだ」





杉野「成程なぁ 言われてみりゃあこりゃあ立派な暗殺旅行だ」





潮田(そして、暗殺のターゲットになって来たのはその世界に重大な影響を与える人物ばかり 地球を壊す殺せんせーは、典型的なターゲットだ)





奥田「次は八阪神社ですね」





神崎「えぇ」





赤羽「え〜、もういいから休もう 京都の甘ったるいコーヒー飲みたいよ」





茅野「飲もう飲もう!」





そして私達は色々な場所へ行き、京都の名産品などを食べ





京都の街を歩き回った





そして次に来たのは





さっきまで居た場所とは打って変わった





人通りが殆どない静かな場所





茅野「へぇ〜、祇園って奥に入るとこんなに人気ないんだ」





神崎「うん 一眼さんはお断りの店ばかりだから、目的もなくフラッと来る人も居ないし、見通しがいい必要もない だから、私の希望コースにしてみたの 暗殺にピッタリなんじゃないかって」





茅野「さっすが神崎さん! 下調べ完璧! じゃあ此処で決行に決めよっか!」





その時





「マジ完璧……………何でこんな拉致りやすい場所歩くかねぇ」





柄の悪い高校生





あなた「…………あの制服……」





昨日新幹線ですれ違った!





気付いたら後ろにも





私達は完全に囲まれた





細道と言うこともあり、逃げ場がない





あなた「………………」





赤羽「何、お兄さんら? 観光が目的っぽく無いんだけど?」





「男に用はねぇ 女を置いてお家に帰ん_____」





ガッ!





あなた「!?」





次の瞬間、高校生が何か言い終わる前に





赤羽君は地面に叩きつけた





赤羽「ほらね渚君、目撃者のいないとこなら喧嘩しても問題ないっしょ?」





潮田「あっ!」





「テメェ刺すぞ!」





渚が指を差した方には、ナイフを持った高校生





赤羽君は近くにあった布で視界を奪い





ドテッ





押し、簡単に転がした





赤羽「刺す? そのつもりもないのに?」





簡単に高校生達を倒す赤羽君





それに気を取られ次の瞬間





神崎「嫌っ!?」





茅野「何すん!?」





あなた「ちょっ離してよ!?」





後ろに居た高校生に捕まった





そして、それを見た赤羽君の一瞬の隙をつき





赤羽君は地面に倒され





高校生達は一斉に赤羽君を蹴飛ばした





あなた「っ!?」





潮田「カルマ君!!」





杉野「オイ、やめ_______」





ドカッ!





そして、止めに行った杉野君も蹴り飛ばされた





そして私達は高校生に担がれ





「オイ、車出せ」





茅野「離して!!」





あなた「触らないで!」





連れて行かれた




















渚side
連れて行かれる綾瀬さん、茅野、神崎さん





「中坊が、ナメてんじゃねぇぞ」





突然目の前に現れたのは





高校生だ





僕等より一回り大きい体





未知の生物の衝撃だった





そして次の瞬間





目の前に振り上げられた拳





僕はそこで意識を手放した

































奥田「渚くん! 杉野君!」





名前を呼ぶ声





その声に目を開けると





奥田「皆んな、大丈夫ですか?」





僕等に声を掛ける奥田さん





どうやら数分気絶していたようだ





潮田「よかった、奥田さんは無事だったんだ」





奥田「ごめんなさい 思いっきり隠れてました」





赤羽「いや、それで正しいよ」





奥田「え?」





赤羽「犯罪慣れしてやがるよ、アイツら 通報しても直ぐには解決しないだろうねぇ て言うか…………俺に直接処刑させて欲しいんだけど……」





杉野「でも、どうやって探し出す?」





その通りだ





僕等に出来ることなんて





持っている物なんて携帯





そして、殺せんせーのしおりくらいしか





しおり………?





僕は急いでしおりを開いた





杉野「渚?」





そこには………





杉野「班員が拉致られた時って 普通此処まで想定したしおりなんてねぇよ」





そう





しおりには、今みたいな状況の時の対処法が記されていた





潮田「殺せんせー、恐ろしくマメだから何でも書いてあるよ 京都で買ったお土産が東京のデパートで売ってた時のショックの立ち直り方とか…………」





A.おみやげを買ったのではありません。
思い出と経験を買ったのです。





杉野「どこまで想定してんだよ!?」





潮田「鴨川の淵でイチャつくカップルを見た時の淋しい自分の慰め方とか………」





A.「自分は平安貴族だ」と自分に言い聞かせましょう。
平安貴族の求愛は人目を忍んで行うのですから、
今この場で1人ぼっちでも何ら不自然ではありません。





杉野「大きなお世話だ!」





奥田「フフっ」





潮田「でも、お陰で少し落ち着いた 今すべき事がちゃんと書いてある」





そして僕達は





しおりに綾瀬さん、茅野、神崎さんを探すため





しおり読み、動き始めた














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