今日から、米花町を護衛する。
私は真希先輩と涙の別れを交わし、(真希先輩の目はカラカラだった)米花町へとたどり着いた。
荷物は五条に頼んで、高層マンションに送ってもらえるよう手配してもらった。
手持ちには、いつでも呪霊に会っていいよう、釘と金槌を。あとは、真希先輩といっしょに買い物に行ったときに買った、紺色のバック。
その中には現金5万円(五条から奪った)入っている。
護衛するっつっても、何すれば良いのか正直わからん。
ただ、言えることは一つ。
人の量!!呪霊の量!!都会!!
呪霊の量が気持ち悪い…。
でも、人に害を出すような感じはしないわね…。なんか不思議って感じ。
大体4級、3級だから、万が一ってときでも大丈夫そうね。
そんなことより。
何ここ!めちゃめちゃ都会じゃない!人多いし!おしゃれな店めちゃめちゃあるじゃない!!
五条から、米花町のマップをもらったけど…。
とりあえず、土地勘ないし、そこら辺ぶらぶら歩きますか。
んー…、とりあえず飲み物飲み物…。
あ、マンション近くのコンビニを把握しておきたいわね。
私は五条から教えてもらった、マンションに向かう。
何このマンションでっか。
部屋は…。
あとでいいわよね←
とりあえずコンビニよコンビニ!!
私はマップを見ながら、マンションの近くのコンビニへと向かう。
ふーん、まぁまぁ近いわね。
私はコンビニへ、足を踏み入れた。
首元に、ヒヤリと金属質のようなものがあたった。
嘘だろ米花町。
タイミングってもんがあるんじゃねーよかよ…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。