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第5話

これいつか使えるぜのノリで書いたお話
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2025/10/27 08:35 更新

「おい、おい。もうそろそろ起きろ。朝ご飯のハムエッグのハムが固くなるぞー」


そういいながらパパにおこされた。

「さむいー」

「布団から出て朝ごはん食べれば暖かくなる」

「ならないー」

「なる!ほら、起きろ」

パパはこっちのはなしをきかないで、かけふとんをとった。

すぐにあしさきがつめたくなるのがわかる。



「サンタさんがプレゼント持ってきてくれたのに、起きないってことは要らないんだなー?パパが貰っちゃうぞ」

「だめ!プレゼントはゆうの!」

「英語かー?youはあなたって意味だから、パパのものか」

「ちーがーう!ゆうの!」

「分かってるよ。サンタさんは優斗にくれたんだもんな。ほら、陸斗はもう起きてるぞ。一緒にプレゼントあけておいで」


せなかをパパにポンとたたかれて、ごはんをたべるつくえのほうにいった。

りくはもうプレゼントをあげていて、よこからみると、ぬりえのほんとイロえんぴつをもらっていた。

りくとはほんとうにおえかきがすきだなぁとおもいながら、じぶんのプレゼントをさがしていると、パパがわたしてくれた。

「ほら、これが優斗のプレゼントだ」

パパにてつだってもらいながらプレゼントをあけると、ふたつのクルマのおもちゃがはいっていた。

あかとあおのクルマですごくかっこいい。

「2人とも、欲しいもの貰えたか?」

「うん!みて!かっこいいでしょ!」

「お、よかったなぁ優斗。かっこいい車、2台も貰ったのか」


コロコロクルマを走らせてみると、とってもはやくすすんでいく。

これでりくとあそぼう。


「ッ……。……ぅぇ…ぅ…」

りくをみたら、ないてた。

なんで?

だって、りく、おえかきしたいってずっといってたじゃん。

おえかきできるじゃん。

「陸斗、どうした?欲しいものじゃなかったか?サンタさん間違えておいて行っちゃったか?」

パパがあわててりくのほうにあるいていって、あたまをなでてる。

でも、りくはくびをブンブンよこにふる。

いたくない?

「どうした陸斗。塗り絵がもらえたんだからいいじゃないか」

「…………ぅ…?」

「うん?」

「ま、ママは…?ぅ……ぅ…」

りくがちいちゃいこえでいった。

そういえば、ママがいない。 



ママがいないのはいつもだけど、まえにママとおはなししたとき、プレゼントもらえるときはいっしょにいるっていってたのに。

いつもみたいに、きょうもママがいない。

「……………」

「ママいないやぁー!」

「ママはお仕事になっちゃったんだよぉ。どうどう。ママも行きたくないって言ってたよ。ほら、陸斗。泣かないで〜。お兄ちゃんも泣いてないでしょー?」

「うあぁぁぁぁ」


ママがいなくて、ないてるりく。

ぼくがないてないからないてほしくないパパ。



……ぼくもママがいてほしかったな。

ぼくもないたら、パパは、たいへんだし、ママも、たいへん…?

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