俺はセンラ。高校1年生や。
まぁ…ここにおるやつらはただの高校生やない。
みんなみんな性欲の化け物や。
この高校はな、政府が建てたものなんよ。年々この国で男による性犯罪が多くなってな。それで、性欲の強い男子は、ここで育てられて大人になったら、また別のとこに行く。なんも不自由ないからええけどね。
でも、ここは無法地帯だから、法がきかない。なんか罪おかしたら、即処刑。
その処刑は誰が決めんのかって?生徒会長。
あれ、言ってなかった?うちの学校、先生が居ないんよ。だって生徒に犯されたらたまったもんやないやろ。
時々支配人(校長)が見に来るけど、ほかはおらん。
で、学校の頂点に君臨すんのが生徒会長ってわけ。
生徒会長は政府のえらーい人が選ぶんよ。
頭脳明晰、容姿端麗…色んな項目全て当てはまる人が生徒会長になる。生徒会長になったら、もう一国の主みたいなもんやもん。最高だよ。
…なりたいって?いや、無理だと思うよ。
だって生徒会長は、男じゃなきゃ行けないし、絶対的な権力を手に入れる代わりに、絶対受けって立場に立つからな。
説明はこれくらいにして、さ、就任式、就任式。
おー。久しぶりに校長見たわ。
花の精霊がいたのなら、まさに彼ののうな人を言うのだろうな。
声の主を探して、みなが振り返る。
確か…性欲強すぎるって有名な…
そう思いながら体育館から出た。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。