私はライカたちに疑問を問いかける。
すると、答えてくれたのは意外にもナギサだった。
どこか歯切れ悪そうに話す。
何か嫌な思い出があるのだろうか?
そう疑問に思っていると、ライカが話し始める。
私が疑問を問うとライカは少し苦笑いをしながら
私に話し始めた。
そう身震いしながら話すナツメ。
すると、不意に部屋の扉が開いた。
ナギサとナツメは驚きのあまり体がビクッとなっていた
ライカと私は少し警戒しつつ扉を見つめる。
するとそこにはカイアが何かを持って扉の前にいた。
そう、果物の入ったバスケットをくれた。
ナギサたちは嬉しそうに笑っていた。
私はカイアさんに全力でお礼をした。
カイアさんは『はいはい……騒ぐなよ?』とだけいい
部屋から出ていった。
ナギサとナツメはカイアさんが出ていった後、すぐに
果物に食いついていた。
そう私も思わず微笑んでしまう。
本当にここが研究所なのか?いや、研究所だ。
だけど、研究者の人たちも
怖い人と優しい人がいるんだな。
呆れた表情をするコハクだが、表情とは裏腹に目には
生気が宿った感じはない。
それは研究者みんなに言えることだった。
そうコハクに名前を呼ばれるユナは
まるで愛おしいものを見つめるかのように
微笑んでいた。
ユナは実験体の書類を見つめる。
その中に記載れている“No.23のデータを見つめる”
そして、実験体のデータを管理するコハクに
物申し始めた。
その笑顔は不気味そのものだった。
《続く》












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。