小説更新時間: 2024/08/20 09:06

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桃色風の招待状.

桃色風の招待状.
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夏に吹く風は、熱風のみだった



けれどある時、春風のような風が吹いた



風が止み、目の前にあったのは一面の花畑



その花畑には、桃色の青年が立っていた



蝶々と戯れていて、会話をしているようだった



一度瞬きをしたら、青年はいなくなっていて



「いつか、話せるといいね」



その言葉だけが、頭に響いた



次に目を開けたら、そこはいつもの帰り道だった



「……いつかじゃない。絶対、アイツに会って話してやる」



チャプター

全1話
185文字

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