うぅ 追い出されてしまった
博士なんでよ…今まで大事にしてくれていたのに…
僕は必要なかったのかな
なんで出て行けって急に言うの
怖いよ
一人で外に出るのは初めてだから
研究所で過ごしてきた僕にとっては外はなにがあるか分からない
人間との会話もあまりしたことがない
そんな僕がここで過ごしていけるのかな
この町は人間がたくさんいるところ
隣町に逃げたとしても林とかはないし隠れるところがない
いやなんで隠れる前提で考えているのだろう
隠れなくても大丈夫かもしれないのに
こんなところにいたとしてもはじまらない
少しだけでも前に進まなくては
過去
ここはどこ?
よくおもいだせない
誰だろうかこの人は
僕は人間だった気がするけど分からない
僕はなにも記憶がないからなにを言われても反応できない
名前も分からない
そうして説明された(チャプター1みたいなこと)
僕はここで過ごしていくんだな
それから2年ほど研究所内で過ごした
たまに博士と買い物にいくなどして外にはでたけどあまり外に出ることはなかった
いつも博士は大事にしてくれていた
ある日
博士の様子が変だ
怖いけど出て行きたくない
現在
危ない!
人とぶつかるところだった
ぼーっと思い出してたら本当に危なかった
前から人が歩いて来る
今度はちゃんと避けなきゃ
博士が言っていた奴隷にされる!
絶対にそんなの嫌だ!
捕まるよ やばい
目をつぶっていたからなにが起きたか分からないけれど誰かが助けてくれた
どうしよう
一人よりもついていけば安心するかもしれないけれど売られたり、奴隷にされたりするかもしれない
ここでアンケート!
方針が結構変わります
12月9日まで!
アンケート
僕は
この人についていく
85%
この人についていかない
15%
投票数: 20票
今回はここまでです!
アンケートはついていくで決定です!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。