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第1話

『 目 』
18
2025/12/18 11:49 更新
ESの喧騒から少し離れた場所にある、手入れの行き届いた庭園

そこは、あなたの下の名前にとって唯一の『安全』な聖域だった




視界は、今日も朝からひどく霞んでいる

強い陽光が差し込むと、視界のすべてが白く発光し

輪郭を失ってしまう


あなたの下の名前は目を細め、指先の感覚だけを頼りに、ベンチに置いた点字入りの楽譜をなぞっていた





(なまえ)
あなた
⋯今日は、風の音が少し、尖ってる
巴 日和
巴 日和
ん?そんな隅っこで、何してるんだね?
(なまえ)
あなた
⋯⋯どなた、ですか
巴 日和
巴 日和
僕を知らないなんて、君、モグリ?
巴 日和
巴 日和
⋯でも、その様子だと、ただの不勉強なスタッフじゃないね
(なまえ)
あなた
あ⋯⋯っ
巴 日和
巴 日和
おっと、危ないね。
⋯⋯君















































巴 日和
巴 日和
もしかして、目が悪いの?

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