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第9話

渡会雲雀〘眩しい笑顔〙女主
214
2026/01/26 12:00 更新
*ライバー同士
*あなたの下の名前(女主)の方が年上
渡会雲雀
~~~~♪
あなた
(歌声いいなぁ....)

2時だとかのバンドライブ。



渡会くんが輝いていて、目が離せなくなる。



その時渡会くんがこっちを見てウインクをしてきた。
あなた

周りの人たちからキャアァァ〜!!と黄色い歓声が上がる。
あなた
(あ、そうだよね
私じゃないよね...)

何をしてもかっこいい。

ほんとう、眩しいな、渡会くんは。
あなた
好きだなぁ...

思わず呟いた一言は、他のお客さんたちの声援にかき消された。

ライブ終わり
あなた
あっ、湊くん!お疲れ様
不破湊
お、あなたの下の名前(女主)ちゃんじゃん

私と湊くんはライバー同期。

気軽に話し合える仲だ。
不破湊
ってかいないと思った!どこいた?
あなた
あー結構後ろの方。流石に見つけられないだろうなと思ってたよ
不破湊
えー
不破湊
前の方の席あげるっていってたのに...良かったん?
あなた
ううん、私も2時だとかのファンだから、そんな、湊くんから席貰うなんてできないよ
不破湊
そういうもの?
あなた
そういうもの。
不破湊
でもひば...
あなた
それもいいの!
あなた
確かに渡会くんのこと好きだけど、叶うわけないし...
あなた
ほぼ憧れのようなものだから
渡会雲雀
あっ、あなたの下の名前(女主)さんこんにちは
あなた
わっ、びっくりした...
あなた
渡会くんお疲れ様。ライブすごく良かった
渡会雲雀
ありがとうございます!
渡会雲雀
不破さんもお疲れ様した!
渡会雲雀
あの、あなたの下の名前(女主)さん借りてもいいですか
不破湊
どうぞ〜
渡会雲雀
ありがとうございます!
あなた
えっ?
あなた
あっちょっと...!?

渡会くんに腕を引かれて私達は走り出した。
渡会雲雀
あなたの下の名前(女主)さん

しばらく行ったところで渡会くんがやっと止まってくれた。
あなた
あ、うん、なに?
あなた
どうしたの、こんなとこまで...
渡会雲雀
あの、俺ライブ中、何回かあなたの下の名前(女主)さんのこと見たんですけど、分かりました?
あなた
え?ん、私を?
渡会雲雀
あなたの下の名前(女主)さんに良いとこ見てもらいたくて
あなた
えぇ?私の席の位置知ってたっけ...?
渡会雲雀
いや、知らなかったんですけど、すぐ見つけられました
あなた
えっ、あんなに人いたのに?後ろの方だったのに?
渡会雲雀
だってあなたの下の名前(女主)さんのこと好きだから
あなた
.....。ん?
渡会雲雀
ちょっとキモがられるかもしれないですけど...俺、あなたの下の名前(女主)さんのことめっちゃ見てますから
渡会雲雀
...それと、さっきの不破さんとの会話ちょっと聞こえちゃって...
あなた
へっ?あの、私が渡会くんを好きとか言ってたやつ...?
渡会雲雀
はい
あなた
え、えぇ...
渡会雲雀
あとライブ中、あなたの下の名前(女主)さん俺の方見て、『好きだなぁ...』とか言ってませんでした?
あなた
えっ、言っ、たけど...え、でも蚊みたいな声量だったよ...?
渡会雲雀
いや蚊って笑
でも本当にその声がふっと聞こえて。
渡会雲雀
もっと頑張ろうと思えたんです。
あなた
はぁ...そっか。じゃあ改めて。私渡会くんのことがs...
渡会雲雀
それ俺に言わせてください。
渡会雲雀
あなたの下の名前(女主)さん。俺あなたの下の名前(女主)さんのことが好きです。
渡会雲雀
いつもみんなを気にかけてる優しいとこも、ちょっと天然で可愛いとこも、面白いことを言って場を和ませてくれるとこも、
あなた
ちょ待っ、もういいよ!
渡会雲雀
そうですか?まだまだ言えますけど...
あなた
それはこれから少しずつ教えて。
あなた
...あの、渡会くん。私も、渡会くんのことが好きです。
あなた
えっと...あの、付き合ってください....。
渡会雲雀
可愛い

ぎゅっ
あなた
わっ
渡会雲雀
今日から恋人です!
あなた
ふふ、うん、そうだね

渡会くんの明るい太陽のような笑顔を見て、ようやく私は自身の恋が実ったのだと実感した。

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