第2話

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2024/04/28 03:00








 『……、ここまで来れば大丈夫でしょ、』



 握られていた手首はゆっくり離された、







 『えっと〜、さっきの男って知らない人だよね?💦






 少し気まずそうに、焦ったように聞いてきた、








 






 一瞬、この人も私のこと……、




 そう考えて、私は逃げようとした、






 







 けれど2、3分全力で走った私の体はもう限界だった








 その瞬間私は目の前が暗くなる感覚に陥った







 『ごめんね、』と最後に彼の優しい声が聞こえた

































 目を覚ますと、





 





 オシャレなシングルベットの上に寝ていた








 また、遊ばれたと思った、







 でもいつものホテルの感覚とは少し違った











 服はさっきとは違うが着せられていた、



 シーツは綺麗で、毛布が被せられていた











 ひとまずここを出よう、何をされるか分からないから




 ガチャと扉を開くと、





 さっきの男性がキッチンで何かを作っていた





 『あ、起きた?、……勝手に家に入れてごめん、』




 

 私から目を逸らして、申し訳なさそうに言ってきた




Latte
 ……、私とヤりましたか? 





 男性は一瞬理解出来ておらず、数秒後……












 『……は!?///





 ほんの少しだけ恥ずかしそうに
 『…何言ってんの、するわけないじゃん、


                知らない子に、』
 と言って






 『なんでそんなこと聞くの?』







 次の瞬間には私を心配してきた
Latte
 いや、別に…… 







 私が返答を躊躇ってると








 男性はキッチンから私に向かって歩いてきた









 
 私の肩をギュッと掴んで、





 『……俺はそんな乱暴なやつじゃないから、』




 『……こんな、会って数時間しか経ってないけど、




                  信じて欲しい』



 私の肩を握る力がだんだん強くなっていた、






 


 私が困惑して、少し涙を見せた、











 それに気づいた男性は、すぐに、





 




 肩を握っていた手を離し







 『ごめん、…もう、帰りな…君の両親が心配するよ』






 咄嗟に私は
Latte
 あんな奴ら親なんかじゃない‼️ 





 思い出して、泣いてしまった







 男性は、ハンカチを私にそっと渡してきた






Latte
 ……なんで私なんかに、優しくするの、? 










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