第3話

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2024/04/28 03:00






 『何があったか知らないけど、


         今日はここに泊まりな、』





 『…嫌だったらすぐに出ていっていい、』








 私をソファに座らせ













 男性は私のさっきの質問には答えず、











 そう言い残してキッチンに戻った






 
 



 20分後、私の前に料理が並べられた








 



 『お腹すいてない?、食べな…』







 

 『俺風呂沸かしてくるから楽にしててね』




 私の前から立ち去ろうとする男性の




  

          服の袖を引っ張った
Latte
 ……名前、何、ですか? 


 なんの前触れもなく、名前を聞いてしまった






 会話が下手で、いつも、相手を困惑させてしまう
 











 『……水瀬 海都みなせ  かいと、』




   
ウパパロン
 皆からウパって呼ばれてるんだけどねw



 『なんで?』とか『は?』とか、言わずに




 答えてくれた
ウパパロン
 ウーパールーパーが
   好きってだけなのにな〜w 





 

 あだ名を嫌がると言うよりか、少し嬉しそうに







 
 優しく微笑みながら、話してきた





ウパパロン
 ……君は?なんて言う名前? 






Latte
 ……如月 蘭輝きさらぎ  らて 









ウパパロン
 いい名前だね、よろしく、ラテ 





 黙って見てる私になにか文句を言うわけでもなく






 笑顔を見せてくれた













 目の前に並べられている料理を見つめて、

                  1口食べた、




Latte
 ……美味しい、 





 人の手作りなんて、初めてだ、






  他の料理にも手をつけ、幸せな時をすごした






 今なら例え犯されたとしても、





   何をされてもいいかもしれない、






ウパパロン
 どう?……
 一応いつも自炊してるけど食べれた? 






Latte
 はい、美味しかったです…… 











ウパパロン
 あの、さ! 






Latte
 ッはい、…… 






ウパパロン
 さっき、服汚れてたから
 勝手に着替えさせた、ごめん、 
ウパパロン
 ……やましい気持ちとかは無いし///、 










 別に数えられないほどの男に見られているから










 恥ずかしいなんて思わない















Latte
 別に大丈夫です、 








ウパパロン
 …、そっか、あ、お風呂入ってきな、 
 好きな入浴剤使っていいからね







 ウパさんは、私を追い出すかのように







           お風呂場に向かわせた







 洗面所で服を脱ぎ、お風呂場に入る、






















 鏡なんて嫌いだ、







 母親に似た瞳、






 父親譲りの髪













 考えるだけで反吐が出そうになる










 だから私何も見えないように





 自分をこれ以上嫌いにならないようにするために








   下を向く

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